犬にワセリンを使っても良いの?
保湿力に優れ、化粧品やスキンケア用品にも使われている「ワセリン」。
実際にお家で使っているという方も多いかと思いますが、実は犬にもワセリンが使えるというのはご存知でしょうか。
「犬に人間用として販売されている物を使っても大丈夫なの?」と心配になる方もいるかもしれませんが、愛犬の肌が乾燥している時にワセリンはとってもオススメなのですよ♪
この記事では、ワセリンを犬にも使う必要性やメリット、使い方など詳しくご紹介します。
犬にワセリンを使う必要性やメリット
まずは、犬にワセリンを使う必要性やメリットについて解説します。
安全性が高い
ワセリンの主成分は、天然由来の石油。「石油」と聞くと、刺激が強そうなイメージを持つかもしれません。しかし、ワセリンは肌に有害な不純物を全て取り除いて作られているため、安全性が高いです。
また、赤ちゃんや敏感肌の人でも使えるほど低刺激なので、人間より肌が薄い犬にも安心して使用できます。
さらには防腐剤や薬などの成分が一切入っていないことから、もし犬が舐めてしまっても少量であれば害がでることもほとんどないでしょう。
匂いがない
ワセリンには匂いがないことも、犬に使う際の大きなメリットになります。
香料が入った保湿クリームの場合、体に塗ると犬が匂いを気にして舐めてしまうことが多いですが、ほぼ無臭のワセリンなら犬が舐めるリスクが低く、安心して使用することができます。
用途が広く、手に入りやすい
ワセリンは愛犬だけでなく、飼い主さんの保湿にも使用できます。もしワセリンが愛犬に合わなくても、飼い主さんが代わりに使えるので無駄になりません。
また、ワセリンはドラックストアやスーパーなど、近所のお店で手軽に購入することが可能です。商品にもよりますが、低価格な物がほとんどなのでコスパも良いでしょう。
保湿力が高い
ワセリンは肌に塗っても吸収されにくく、膜になってとどまり続けるので保湿力に優れています。
膜ができることで外部の刺激から肌を保護する役割もあるので、肌のケアにとても効果的です。
ワセリンの犬への使い方
ワセリンを犬に使う時は、主に肌の保湿や保護に使います。
具体的な使用方法は次のとおりです。
- 鼻や肉球の保湿
- 散歩後の足先のケア
- 小さな怪我の保護
犬の鼻や肉球は乾燥して荒れやすいので、ワセリンを薄く塗ってケアするのがオススメです。塗ればワセリンが膜になって潤いを与えてくれます。肉球はワセリンを塗って優しくマッサージしてあげるのも良いでしょう。散歩後の足先の乾燥にも効果的です。
小さな切り傷や擦り傷であれば、ワセリンを塗っておくだけで治ることもあります。ただし、数日経っても治らなかったり、悪化してしまった場合はすぐに動物病院で治療を受けるようにしてください。
まとめ
愛犬の肌や肉球の乾燥に悩んでいる時は、ワセリンがとても役に立ちます。
ワセリンは保湿力に優れている上に、犬が舐めても大きな害がないので安心して使うことが可能です。
飼い主さんも一緒に使うことができるので、乾燥が気になる時期には愛犬と一緒にワセリンを使ってお肌のケアをしていきましょう♪