犬たちが見せる「おちゃめな行動」
無邪気にはしゃぐ愛犬を見ていると、こちらも楽しい気持ちになるものです。賢そうに見えてちょっぴりドジな犬もいれば、強そうに見えるのに甘えん坊な犬など、犬によって個性も違うので意外性を発見することもできるでしょう。
ただ、そんな犬の行動の中には思わぬ怪我に繋がるケースもあるので、飼い主さんは目を離さないようにしてください。そんな注意点も踏まえながら、今回は犬たちが見せる「おちゃめな行動」をご紹介します!
1.喜びを猛ダッシュで表現!
飼い主さんの帰宅や大好きな訪問者が来るたびに、喜びや興奮を猛ダッシュで表現する犬はとても多いですね。リビングと玄関を走り回る犬を見ると大歓迎してくれていることがわかるので、出迎えられる側は嬉しくなるものです。
お気に入りのおもちゃやぬいぐるみを口にくわえて持ってくる犬もいますね。そんな犬の姿はとても微笑ましいものです。
しかし、犬が家の中を猛ダッシュで走り回ると怪我を負う恐れがあるので大変危険です。さらに犬が興奮しすぎてしまい、吠えたり噛み付いたりなど問題行動が出てしまう可能性もあるため注意しなければなりません。
まずは犬が安全に過ごせる場所をケージで制限をした上で、床で滑って転ばないようにコルクマットなどを敷きます。そして、帰宅や来客時に犬が興奮しても過剰に反応をしないことが大切です。
2.話しかけると首をかしげる
犬のおちゃめな行動といえば、話しかけると「なあに?」とばかりに首をかしげる犬もいますね。これは、犬が相手の声をよく聞くために耳の角度を変えているんです。
でも中には、右、左・・・と首を左右に傾けて話を聞いてくれるおちゃめな犬もいます。偶然取ったとはいえ、とても可愛らしい犬の行動ですよ。
3.お気に入りの物を必死に隠す
犬はお気に入りの物を自分の居場所に隠す習性がありますが、実際にその行動を目の当たりにするとなんだか微笑ましくなるものです。しかも、飼い主さんのニオイがついた靴下を隠す犬が大変多いですね。
その犬の行動に、大好きな飼い主さんのニオイを身近に感じていたい、お気に入りだから隠しておきたいという心理が働いていることがわかるとキュンと胸を打たれるものです。
4.くつろぐとき寄りかかってくる
飼い主さんがくつろいでいるときに、愛犬も隣のスペースで一緒に過ごしはじめたという経験はありませんか?しかも、飼い主さんに寄りかかってくる犬もいます。
まるで恋人同士を思わせるような愛犬のおちゃめな行動を見ると、飼い主としては嬉しさで胸いっぱいになりますよね。
中にはあざとくあごを乗せてくる犬もいるようですが、それだけ飼い主さんを信頼している証拠でもあります。
5.いたずらが見つかると気配を消そうとする
思わず笑いそうになってしまう犬のおちゃめな行動といえば、いたずらが見つかったときを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
いたずらをしたのは明らかなのに、まるで「自分ではありません」という表情で目を合わせず、できる限り気配を消そうとする犬の行動は誰が見ても笑ってしまいたくなるものです。
壁に向かってうなだれるように座る犬もいますが、怒られることを理解しているからこそ見せる行動でもあります。犬としても「いけないことをした」ということは理解しているので、「これはダメ」と一度叱ったらやめてあげてくださいね。
6.トイレのとき中悲しい表情を見せてくる
犬のこのような表情を見たことはないでしょうか。それは、トイレ中の悲しげな表情です。家の中や散歩中など場所の違いは関係なく、なぜかトイレ中に飼い主さんに向かって悲しげな表情を見せる犬がいます。
用を足しているので自ずとそんな顔つきになるのかもしれませんが、なぜ飼い主の方を見つめてくるのかはわかりません。
犬としても見守っていて欲しいのかもしれませんが、見つめられた側は思わず笑ってしまいたくなる光景でもあります。
7.前足で「ねえねえ」をしてくる
遊んでほしいとき、おやつが食べたいときなど、前足で「ねえねえ」とアピールする犬もいますね。しかも上目遣いでアピールする姿はおちゃめでもあり、あざとくもあります。
(しつけのために甘やかしてはいけない…)と理解していても、愛犬からの可愛いアピールに負けてしまう飼い主さんが続出しています。
まとめ
どこか人間っぽくて面白い、そんな犬のおちゃめな行動は思わずクスッと笑ってしまうものばかりです。
興奮状態である場合は注意が必要ですが、それ以外であれば優しく見守ってあげましょう。