犬が病気になってしまう『絶対NGな環境』
みなさんは愛犬をどんな環境で飼っていますか?
近年、犬は室内で飼育されることが多くなっていますが、なかには掃除があまりされていない不潔な環境で暮らしている犬もいます。不衛生な環境で暮らしている犬は、病気になったりストレスを感じたりすることがあるため、快適に暮らしているとは言えません。
また、「不衛生」というと、いわゆるゴミ屋敷のような環境を想像する方もいるかもしれませんが、実は一見綺麗そうに見えるご家庭でも犬にとってよくない環境になっていることもあります。
そこで今回は、犬が病気になってしまう絶対NGな環境を紹介します。ご自身のお家に当てはまらないかチェックしてみてくださいね。
1.ペットシーツを汚れたままにしている
犬のトイレにあるペットシーツを汚れたまま放置するのは、とても不衛生です。溜まった排泄物に雑菌が繁殖したり、虫が発生したりして犬が病気になる恐れがあります。
自分のトイレが汚れていると犬はストレスを感じるので、ペットシーツを避けて別の場所に排泄してしまうことも少なくありません。
ペットシーツの交換頻度は犬種やシーツのサイズ、おしっこの量によっても異なりますが、レギュラーサイズであれば犬が1回~2回排泄したら交換するのがおすすめです。ウンチは犬が排泄したらすぐに処理してくださいね。
2.物が散乱している
床に物が散乱している環境は犬にとって良くありません。
散らかっている部屋は何が落ちているか飼い主さんも把握できていないと思います。そのため、犬が小物を誤食したり尖った物を踏んでケガをする可能性が高く危険です。
また、視力が低下したシニア犬の場合は、落ちている物にぶつかる恐れもあります。
3.犬の抜け毛を掃除しない
犬の抜け毛を放置するのも勿論NGです。
犬の抜け毛はダニの大好物。ソファーやカーペットに放置された抜け毛にはダニが繁殖し、犬だけでなく飼い主さんも皮膚病やアレルギーを発症することがあります。
抜け毛が少ないプードルなどの犬種でも、よく見ると毛が落ちていることがありますので、犬の抜け毛は定期的に掃除するようにしましょう。
愛犬に快適に過ごしてもらうためのポイント
愛犬に健康かつ快適に過ごしてもらうためには、こまめに掃除を行って室内を衛生的に保つのがポイントです。
愛犬のトイレは排泄物が溜まらないようにこまめにペットシーツを交換し、ウンチはできるだけ早く処理しましょう。散らかった部屋は犬の誤飲やケガなど事故の原因となるので、整理整頓することも大切です。
抜け毛対策のために犬の体は毎日ブラッシングして、落ちた毛は掃除機や粘着テープで取り除くようにしてください。
愛犬が過ごすスペースを綺麗にしていれば人間も過ごしやすいですし、ニオイ対策にもなります。
過剰に神経質になる必要はありませんが、こまめに掃除をすることを意識すれば、愛犬は快適に過ごすことができるはずですよ。
まとめ
面倒だからといって掃除を後回しにすると、大切な愛犬が病気になってしまうことがあります。
部屋やトイレだけでなく、犬が愛用しているベッドやブランケットも定期的に洗って清潔にしてください。
掃除を疎かにすると、犬だけでなく飼い主さん自身が不健康になってしまう恐れもあります。犬と人間の健康のためにも、居住スペースはできるだけ清潔にしておきましょう。