1.大好き!
飼い主さんのことが大好きな犬はとても多いですよね。もともと犬は人間に懐きやすい動物ですが、本来は群れの仲間たちと生活する生き物です。
信頼できる飼い主さんのことは、自分のことを守ってくれる「母犬」や「仲間」と感じている可能性があります。また、犬は忠実で忠誠心の強い生き物なので、飼い主さんに対して愛情を示したいと思っているはず。
愛犬が飼い主さんに見せてくれる愛情表現は、顔や手を舐めてきたり、そっと寄り添って体をくっつけてくる、またジーっと見つめて視線に入ってくるなどです。お腹を見せて仰向けに転がるのは、大好きな飼い主さんに甘えたい時の仕草でもあります。
愛犬が「大好き!」という気持ちを伝えてくれた時は、飼い主さんも気持ちを返してあげましょう。言葉で「大好きだよ」と声をかけても良いですし、たくさん撫でてあげても愛情は伝わるはずです。
2.遊ぼう!
犬はもともと野山を走り回り、狩りをしていた野生動物です。寝ている時間以外はじっとしていることはあまり好きではない個体が多くなります。体を使って飼い主さんと遊ぶことは、とても楽しくて大切な時間のひとつ。
犬は遊ぶことで狩猟本能が満たされ、ストレス発散にもなります。また悪天候が続きあまりお散歩に行けない日には、室内でもしっかりと体を動かす遊ぶをすることで、運動量の確保にも繋がります。
愛犬が「遊んでほしいな」「構ってほしいな」と思っている時は、前足でチョンチョンとつついてきたり「プレイバウ」という、お尻を高くあげるポーズを見せて遊びに誘ってくることがあります。
なかにはお気に入りのオモチャを持ってきて、ダイレクトに気持ちを伝えてくる犬もいるようです。毎回の要求に応える必要はありませんが、遊ぶ時間が足りないとストレスを感じてしまいます。出来る限り一緒に楽しく遊んであげましょう。
3.ご飯ください!
犬は食欲旺盛で食べることが大好きな個体が多いですよね。一日の中でお散歩と同じくらい好きな時間なのではないでしょうか。
ご飯の時間になるとチラチラと飼い主さんの行動を目で追っていたり、いつもご飯が置いている場所で待っていたりと、可愛らしい行動を見せてくれる犬もいるでしょう。
犬には「食べられる時に食べられるだけ食べておく」という習性ある上に、犬の脳は人間と比較すると満腹中枢があまり機能していないため、満腹感を感じにくいという特徴があります。
そのため、一食分食べ終わってもおかわりをおねだりする犬もいるはず。満腹を感じないため四六時中「ご飯食べたい」と思っているかもしれませんね。
美味しそうにモリモリ食べる愛犬はたまらなく可愛いですし、食欲があることは良いことですが、太ってしまうことは健康面を考えると良くありません。しっかりと適正量を美味しく食べてもらいましょう。
4.お散歩行きたいです!
犬にとって一日のメインイベントはお散歩なのではないかと思うくらい、お散歩を喜んでくれる個体が多いですよね。
飼い主さんと一緒に外の世界を楽しめることは、幸せなことでもあるはず。いつも頭のどこかで「お散歩に行きたいです!」「今日のお散歩まだかな?」と考えているかもしれません。
犬がお散歩が好きな理由は、外の世界の刺激をたくさん感じることができるから。室内にいる時には感じることが出来ない、人の行き来や他の生き物との遭遇。風を感じたり知らないニオイを嗅いで好奇心を満たしていくのです。
もちろん運動不足やストレスの解消にも繋がるので、健康を維持するためにもお散歩は大切ですし、たくさん話しかけたり遊びを取り入れるなど工夫したお散歩をすることで、信頼関係を強めることも可能です。
あまりにもひどい悪天候の日は無理にお散歩に行くことは危険ですが、基本的には毎日しっかりと愛犬の運動量に合わせたお散歩を楽しみましょう。
まとめ
きっと多くの犬が一番飼い主さんに伝えたい気持ちは「大好きです」や「いつもありがとう」など、愛情のこもった気持ちになると思います。
犬は行動や仕草で飼い主さんに気持ちを伝えてくれる生き物です。飼い主さんは愛犬の様子をよく観察して気持ちに寄り添ってあげましょう。