犬は匂いに敏感！どんな匂いが好きなの？
犬の嗅覚が優れていることは有名です。犬を飼っている人ならば「やっぱり犬の鼻はすごい！」と思うような経験をしたことがあるのではないでしょうか。
一般的に、犬は以下のような匂いを好むと言われています。
- 自然の匂い
- 自分の匂い
- 飼い主の匂い
- 食べ物の匂い
良い刺激を与えてくれる自然の匂いや、安心感のある自分や飼い主、家族の匂い、そして美味しそうな幸福感を与えてくれる食べ物の匂いです。
嗅覚の鋭い犬にとって、こうした好みの匂いを嗅ぐことは幸福感や安心感につながります。しかし反対に、苦手な匂いを嗅いでいるとストレスを感じたり、体調不良につながってしまう危険性もあるので注意が必要です。
飼い主は知っておくべき！犬が大嫌いな『匂い』5選
では、犬はどのような匂いが苦手なのでしょうか。ここでは愛犬の生活ストレスを取り除くため、飼い主が知っておくべき犬が大嫌いな匂いを紹介します。
1.香水
香水は名前の通り、強い匂いを身にまとうためのアイテムです。その多くが人工的に作られているため、犬にとっては刺激臭のように感じてしまいストレスにつながります。
人間でも香水によっては「これが苦手」「なるべく避けたい」と思う匂いがあるもの。犬にとっては強い不快感につながるのも無理はありません。
2.化粧品
化粧品は薬剤のような強い匂いを感じる商品が多くあります。アルコール成分などが入っていることも多いため、それらの匂いが混ざり合い不快な匂いとして感じられているのでしょう。
また、犬はマニキュアの匂いが苦手という話も有名です。マニキュアは非常に強い化学物質の匂いを発生させるものが多いので、犬にとっては天敵のように感じるのでしょう。
3.お酢
お酢は調味料の中でも特に刺激の強い匂いを発生します。犬のしつけのために、噛まれたくない場所にお酢を少し水で薄めたスプレーを噴射するという方法があるほどです。
お酢自体は大量に摂取しなければ体に害はないので、始めのうちはしつけのアイテムとして役に立つでしょう。
4.タバコ
タバコの匂いは犬だけでなく、多くの人たちも苦手意識を感じる匂いです。ツンと鼻につくような刺激臭は、非喫煙者にとって「なかなか慣れない匂い」と感じる人も多いでしょう。
タバコは吸ってから約40分間、匂いが染み付いてしまうと言われています。そのため、タバコを吸っている飼い主さんはなるべく愛犬のいない場所でタバコを吸い、しばらく時間を置いてから戻ったほうが良いかもしれません。
5.柑橘系
実は、私たち人間の中でも好んで使う人の多い柑橘系の匂いを、犬たちは苦手と感じることが多いのです。お部屋の消臭剤などにも使われることが多くありますが、これらの匂いに「嫌だな」「刺激が強いな」と感じている可能性があります。
ルームフレグランスなどで柑橘系の匂いを使いたいと考えている方は、愛犬が過ごす部屋だけは柑橘系の香りは避けてあげましょう。
まとめ
いかがでしたか。犬にとって刺激の強い匂いや人工的な匂いは苦手意識や不快感を覚える子が多いようです。嗅覚の優れた愛犬のためにも、愛犬が不快に感じるような匂いはなるべく家の中で嗅がなくてすむよう配慮してあげましょう。
