愛犬に避けられていると考えられる原因
もしかして愛犬に避けられている…?と感じたことはないでしょうか。避けられるようなことをした覚えはなくても、犬が飼い主を避けているように見える場合には、なにかしらの理由が存在します。
1.叱られた意味を分かっていない
愛犬に避けられている時に考えられる原因は、犬が叱られた意味を分かっていないことです。
愛犬が吠えた時、どのように対応しているでしょうか。「うるさい!」と叱ったり、「静かにしなさい!」と大声を出したり、わざと大きな物音を立てることで刺激を与えるなどすることがあるのではないでしょうか。
愛犬が吠えた時は、「なぜ吠えたのか」「なぜ吠えることをやめないのか」等の、吠えた理由を考えることが最優先です。理由が分かれば正しく叱ることができますし、叱る必要がない場合もあるのです。
犬は「誰か来たよ!」と飼い主に知らせたくて吠えることがありますし、不安で飼い主に助けを求めて吠え続けることもあります。それを叱ってしまうと、犬が理不尽に叱られたと感じ、飼い主を避けてしまうことがあります。
飼い主はイタズラを叱ったつもりでも、犬にとっては(ただ遊んでいただけなのに!)と感じられることだってあります。
関係修復のためすぐに飼い主がすべきことは、叱る必要があるかどうかを見極めること、そして叱り方を改めることも大切です。「さっきはごめんね」と気持ちを伝えることで、愛犬も機嫌を直してくれると思います。
2.しつこく構いすぎた
愛犬に避けられていると考えられる原因は、しつこく構いすぎたことです。
愛犬が撫でてほしい時と、飼い主が撫でまわしたい時と、タイミングが合わないことってよくありますよね。最初は嫌々ながらも撫でさせてくれるのですが、嫌がっていることに気づかないままでいると、スッと飼い主の側を離れて行ってしまうことがあります。
あまりにもしつこく撫でまわしていると、飼い主が近づいてくる気配がしただけでも避けようとすることがあります。「ガウッ!(触らないで!)」と一喝されてしまうことだってあります。
関係修復のためすぐに飼い主がすべきことは、犬はいつでも撫でてほしいわけではないということに気付き、配慮がなかったことを反省することではないでしょうか。
私も撫でまわして嫌がられたり怒られたり、避けられることもありますが、避けられている間は構わず放っておくようにしています。
3.スキンシップやコミュニケーションの不足
愛犬に避けられていると考えられる原因は、スキンシップやコミュニケーションの不足です。
犬が(私のことを好きではなくなってしまったのかな…)と、不安に感じていることがあります。スキンシップやコミュニケーションが減り、拗ねてしまっているのかもしれません。(私だって避けてやるんだから!)と、機嫌を悪くしてしまったのでしょう。
そんな犬との関係修復のためすぐに飼い主がすべきことは、5分でもいいのでスキンシップやコミュニケーションをすることです。
(仲良くしなければ…)という義務感を持っていると、すぐに犬に伝わってしまいます。そうなると、ますます避けられてしまうことがあるので要注意です。
まとめ
愛犬に避けられていると考えられる原因を3つ解説しました。
- 叱られた意味を分かっていない
- しつこく構いすぎた
- スキンシップやコミュニケーションの不足
一日のほとんどを留守番している犬もいますよね。せっかくの愛犬と飼い主の大切な時間を避けられてしまったら寂しいですよね。
犬が飼い主を避けているような場合、必ず原因があります。原因が分かったら対策や改善をすることも大切ですし、最も大切なことはその原因を作らないことだと思います。