ながら散歩禁止!犬から目を離すとさまざまなリスクが…!
愛犬との散歩中は安全のためにも愛犬の様子や行動、そして周囲に注意を払わなければいけません。スマホを見ながら散歩している人や、音楽を聴きながら散歩している人を見かけますが非常に危険です。
家の中とは違い屋外は様々な危険で溢れています。少し目を離した隙に、犬が静かに問題を起こしていたり、突発的な行動を取ったりすることは珍しくありません。
愛犬との散歩中は絶対に目を離さず、しっかりと愛犬と向き合いながら周囲にも目を光らせつつ楽しみましょう。
散歩中に愛犬から目を離してはいけない『5つの理由』
では、散歩中に愛犬から目を離していると、具体的にどのようなリスクが考えられるのでしょうか。ここでは、散歩中に愛犬から目を離してはいけない理由を紹介します。
1.拾い食いの危険性
道端には様々なものが落ちています。残念なことに、タバコの吸い殻や食品の空袋などが落ちている光景も後を絶ちません。こうした道端に落ちているものに、犬たちは興味を示してしまいます。
特に美味しい匂いが残っている食品の空袋や食品の残りなどは、拾い食いしたり舐めたりしてしまう子が多いです。食中毒症状などを引き起こしてしまう恐れがあるので、拾い食いしないよう、しっかり見張っておきましょう。
2.突然飛び出してしまい交通事故のリスク
飼い主が少し目を離した隙に犬が何かに興味を持ち、強い力で道路に飛び出してしまうという事例は多数報告されています。その結果、飼い主が転倒したりあるいは走行中の車に撥ねられてしまったりといったリスクが考えられます。
また、何かに怯えて咄嗟に逃げようと強い力で走り出してしまった結果、脱走や迷子に繋がってしまうケースもあります。様々なリスクが考えられるので、飼い主はしっかり愛犬のリードを握り様子を見守りましょう。
3.他の人や犬に飛び掛かってしまう恐れ
散歩中に他の犬や人と出会うことは多々あります。やってきた犬や飼い主さんによっては、近寄ってきて交流してくれることもあるでしょう。
しかし、犬によっては他の人や犬を怖がる子もいます。こうした犬の場合、不安や恐怖心から他の犬や人に飛び掛かってしまうこともあり、トラブルに発展するリスクが考えられます。
元々臆病な性格の子だとわかっている場合は、他の人や犬がすれ違う際、飼い主がそっと間に入るように配慮してあげると安心です。
4.熱中症や疲労などの体調の変化に気づけない
きちんと愛犬の様子を確認していないと、散歩中に愛犬が疲労困憊になっていたり、熱中症、脱水症状などの症状を訴えていることに気づけない可能性があります。
このような症状は重症化してしまうと、呼吸困難や意識消失、めまいなど、非常に危険な状態に陥ってしまう恐れがあります。特に夏場は熱中症や脱水症状のリスクが高まるので、愛犬の様子を見ながら適度に休憩を挟みましょう。
5.不安や恐怖から威嚇行為を始めてしまう
飼い主が見ていないうちに周囲にいる犬や人、さらには車などに不安や恐怖心を抱いてしまい、自分の身を守ろうと威嚇行為を始めてしまう犬もいます。
吠えたり唸ったりといった行為は、周囲の人たちを不安にさせてしまいますし、場合によってはトラブルに発展する危険性もあります。
このように興奮状態に入る前に飼い主は愛犬の気分を落ち着かせ、場所を移動するなどの対応を取るべきです。そのためには、やはり常に愛犬から目を離さないように見守ってあげることが重要です。
まとめ
いかがでしたか。散歩中に愛犬から目を離してしまうと、ちょっとした隙にトラブルに発展する恐れがあります。今回紹介した具体的な理由はもちろん、他にも様々な危険性が考えられるので、散歩中は愛犬から目を離さないように気をつけましょう。