犬の『ハウストレーニング』におけるNGな方法3つ!覚えてもらうためのコツをご紹介

犬の『ハウストレーニング』におけるNGな方法3つ!覚えてもらうためのコツをご紹介

『犬のハウストレーニングにおけるNGな方法』についてまとめました。一度でもNGな方法でトレーニングしてしまうと、犬がハウスに悪い印象を持ってしまうことがあります。NG方法と併せて覚えてもらうためのコツを解説します。

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犬のハウストレーニングにおけるNGな方法

クレートの中の犬

ハウストレーニングは、日常生活の様々な場面で役立つ大切なしつけのひとつです。

動物病院やトリミングサロンへ向かう車内では、クレートに入ることでより犬の安全を確保することができます。電車での移動には、キャリーバッグやクレートに入ることが必須条件です。遠方への引っ越しで、飛行機を利用することだってあるかもしれません。

また、飼い主の急な出張でペットホテルに預けられる間は、ケージの中で1日のほとんどを過ごすことになる場合もあります。

そして、最もハウストレーニングの必要性を実感できるのが災害時です。まだ経験のない飼い主も多くいらっしゃると思います。

いつ必要になるか分かりません。日常生活では必要性をそれほど感じたことがないかもしれません。一生、必要性を感じることなく過ごすかもしれません。それでも万が一の時のために、愛犬の安全と命を守るためのしつけとして、ぜひハウストレーニングを行うことを検討してみてください。

さらに、今回ご紹介する犬のハウストレーニングにおけるNGな方法を事前に知っておくことで、スムーズなしつけができると思います。覚えてもらうためのコツも合わせて知っておくことで、失敗が少なく、成功への近道にもなると思います。ぜひ楽しんでハウストレーニングしてみてくださいね。

1.ハウスの扉を閉めること

犬のハウストレーニングにおけるNGな方法は、ハウスの扉を閉めることです。

トレーニング中は、ケージやクレートの扉を閉める必要はありません。取り外しが可能な場合には外しておいて構いません。もしくは、扉が閉まってしまうことがないよう、固定しておくとよいです。

扉を閉めてしまうと、「閉じ込められた!」という恐怖体験に繋がってしまう恐れがあります。

ハウスとなるケージやクレートにネガティブな印象を持たせないことが、覚えてもらうためのコツです。

2.飼い主の手でハウスの中に入れること

ケージに入る犬の後ろ姿

犬のハウストレーニングにおけるNGな方法は、飼い主の手でハウスの中に入れることです。

  • 犬の体を持ち上げて中に入れる
  • 犬の体を支えながら中に入るよう誘導する
  • 犬のおしりを押すようにして中に入れる

嫌がる犬を無理やり押し込むというわけではないとしてもNGです。犬に自らハウスの中に入ってもらうことが覚えてもらうためのコツだからです。

おやつを活用しても構いません。犬が自らハウスの中に入るよう、中におやつを入れておくとよいです。

ハウスの中におもちゃをポーンッ!と優しく投げ入れ、犬が追いかけてハウスの中に入り、口にくわえて飼い主のところまで持って来る、という遊びをしながらトレーニングするのもおすすめです。

犬の転倒や怪我を防止するため、激しい遊び方になってしまわないよう注意しましょう。

3.飼い主の都合でハウスを片付けてしまうこと

犬のハウストレーニングにおけるNGな方法は、飼い主の都合でハウスを片付けてしまうことです。

ハウスとなるものはケージなのか、クレートなのか、キャリーバッグなのか、物の大きさによっては片づけたくなってしまうかもしれません。場所を取るからです。

常に出しっぱなしにしておくことが覚えてもらうためのコツです。ハウストレーニングをする時にだけ出して、終わったら物置に片づける、というのではなかなか覚えてくれません。

犬にとってのハウスは、くつろぐ場所・お昼寝をする場所・おやつをこっそり食べる場所・身の安全を守る場所・ひとり時間を楽しむ場所など、自由に出入りすることができる場所であるべきです。

飼い主の都合で入れられる場所であってはならないのです。

「掃除機をかける間はハウスに入っててね」というのは飼い主の都合です。犬に人間の都合は分かりません。

「掃除機をかける間はハウスで待っていようかな」と、犬に自らハウスに入ってもらうことができるよう、トレーニング中もトレーニング後も、常に出しっぱなしにしておきましょう。

まとめ

クレートに入っているパグ

犬のハウストレーニングにおけるNGな方法を3つ解説しました。

  • ハウスの扉を閉めること
  • 飼い主の手でハウスの中に入れること
  • 飼い主の都合でハウスを片付けてしまうこと

初めてのハウストレーニングの最中、犬がハウスに入ったまま出てこなくなってしまうことがあります。そんな時は、無理に出てもらう必要はありません。

あまり警戒心や恐怖心のない犬にはよくあることです。むしろ、「えらいね~」「上手だね~」と褒めてあげてよいくらいです。これもまた覚えてもらうためのコツのひとつでしょう。

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