愛犬のベッド…正しく洗濯できてる?
皆さんは愛犬のベッドをどのくらいの頻度で洗濯していますか。一般的に、犬のベッドは1ヵ月に1〜2回が推奨されています。
洗いすぎても自分の匂いが消えてしまいストレスになるので、汚れた時は週に1回、それ以外は月に1〜2回を目安に洗濯すると良いでしょう。
他にも犬の被毛や皮膚に直接触れる犬用ベッドは、洗濯方法に注意が必要です。間違った洗濯方法はベッドをダメにするだけでなく、愛犬にストレスを与える原因となることもあるので気をつけましょう。
犬のベッドを洗濯する時の『ダメなやり方』4選
犬用ベッドは私たちの衣類とは違い、ベッドに合った方法で洗濯しなければいけません。ここでは犬のベッドを洗濯する時の『ダメなやり方』を紹介するので、愛犬のベッドを洗濯する時は以下のようなやり方で洗わないよう気をつけましょう。
1.ベッドに付着した毛を取り除かず洗濯する
犬用ベッドには、愛犬から出た抜け毛が付着していることが多々あります。抜け毛が付いたまま洗濯機に入れてしまうと、犬の抜け毛が洗濯機内部に侵入してしまい、故障の原因となったり排水口詰まりの原因になったりします。
ベッドに付着した毛は必ず洗濯機で洗濯する前に取り除き、不要なものが付いていない状態で洗濯しましょう。
2.人間用の洗剤や柔軟剤を使う
犬用ベッドには、なるべく人間用の洗剤や柔軟剤を使わないようにしましょう。通常の洗剤には、犬にとって刺激となる成分が多量に含まれています。もしもベッドに洗剤残りが付着したままであった場合、皮膚炎などを発症する恐れがあるのです。
また、柔軟剤には強い香りが含まれているものが多くあります。犬は人工的な匂いを嫌いストレスの原因となるので、犬用ベッドに柔軟剤は使わないようにしましょう。柔軟剤を使う場合はペット用を使ってください。
3.洗剤の量を多めに入れる
愛犬のベッドが汚れていたり犬臭がするからといって、洗剤をいつもより多めに入れることは避けてください。洗剤は水の量に合わせて入れなければいけないため、多めに入れてしまうと洗剤残りが発生する恐れがあります。
洗剤が残ってしまうとベッドから愛犬の皮膚へと移り、皮膚炎や痒みの原因となる可能性があります。また、洗剤が付着した部分から細菌が繁殖し、生乾き臭などの臭いの原因となるので気をつけましょう。
4.洗濯機不可のベッドを洗濯機で洗う
ベッドによって洗い方に指示があるものも多いです。洗濯機で洗濯できなかったり、そもそも水洗い不可のベッドも珍しくありません。
洗濯機不可のベッドを洗濯機で洗ってしまうと、ベッドの形が変形してしまったり、水を必要以上に吸収して乾かなかったりとさまざまなトラブルが考えられます。
また、洗濯機が故障したりエラーを発生する原因にもなるので、洗濯機不可の洗濯表示があるベッドは手洗いしましょう。
犬用ベッドの正しい洗い方を解説
犬用ベッドを洗う際は、以下のポイントを押さえて洗いましょう。
- 洗濯前に抜け毛などのゴミを取り除く
- 月に1〜2回を目安に洗濯(汚れがひどい場合は週1回)
- 洗濯表示に従って洗う
- ペット用洗剤やペット用柔軟剤を使う
- 洗剤や柔軟剤は適量を計って使う
- 洗濯後は必ずしっかりと乾燥させる
これらのポイントを押さえて洗濯することで、愛犬に不快な思いをさせることなく安全に洗濯することができます。
まとめ
いかがでしたか。犬のベッドを洗濯する際は、必ず抜け毛を取り除いてから洗濯表示に従って洗濯しましょう。洗濯後は濡れた状態のままだと細菌が繁殖してしまうので、必ず天日干ししてしっかり乾燥させることを忘れずに!