犬の散歩ができない時は室内遊びがおすすめ!
5月下旬に入ると徐々に各地で梅雨入りを発表し始め、雨の日が多くなります。
「雨の日もレインコートを着て愛犬の散歩に行く」という方が多いと思いますが、日によっては風が強かったり、台風が上陸したりすることも…。
無理して散歩に連れて行ってしまうと、事故や怪我、あるいはトラウマとなってしまう恐れがあるので、愛犬がどうしても嫌がる日は家の中で体を動かせる室内遊びがおすすめです。
室内遊びにはいくつか種類がありますが、体を使って運動不足を解消させる遊びから、脳を使った遊びまでさまざまです。
その日によって違う遊びをさせてあげることで、飽きることなく雨の日も楽しめるでしょう。
犬の散歩ができない時に活用したい『室内でできる遊び』3選
では、犬の散歩ができない日はどのような室内遊びが良いのでしょうか。運動不足や頭を使うことで達成感を得られる『室内でできる遊び』を3つご紹介します。
1.ロープや頑丈なぬいぐるみを引っ張る遊び
よく犬用グッズが販売されている店舗にロープ状のおもちゃが置かれています。また、頑丈で少し胴体の長いぬいぐるみが販売されているお店もあるでしょう。
ロープや頑丈なぬいぐるみを飼い主と愛犬で引っ張り合う遊びは、犬の本能的欲求を刺激しながら、程よい運動になります。
特に獲物を狩る役割を担っていた犬種は、こうした遊びに欲求が満たされやすい傾向にあります。ぜひご家庭に同じようなおもちゃがある場合は、引っ張り合いっこをして遊んでみてくださいね!
2.オーダーレトリーブ遊び
オーダーレトリーブ遊びというのは、いわゆる「とってこい!」と飼い主がボールなどを投げて、それを犬が追いかけて取ってくる遊びのことを指します。
部屋に余裕がなければリスクがありますが、広々とした環境を用意できるのであれば、リビングなどの家具を移動し、広さを準備した状態でレトリーブ遊びを楽しむと良いでしょう。
十分な運動になりますし、何より「何かを追いかけて捕まえる」という本能を満たすことができます。満足感と達成感が同時に得られる遊びなので、雨の日でもストレスを解消できるでしょう。
3.おやつを使った宝探し遊び
体を使うのではなく、嗅覚という感覚器官を使うことで脳を刺激する遊びを紹介します。おやつの匂いを嗅がせた後、飼い主が愛犬に内緒でこっそり部屋の死角となる場所におやつを隠します。それを嗅覚を使って探すという遊びです。
犬にとって嗅覚を使うことは、犬としての本能的行動でもあります。好奇心や欲求を満たすことでストレス解消や満足感にもつながり、雨の日の遊びにうってつけです。
また、見つけた時の達成感と同時に、おやつをご褒美として食べられる喜びが感じられるのも嬉しいポイントでしょう。
愛犬を室内で安全に運動させるコツを解説!
最後に、愛犬を室内で遊ばせる際に押さえておきたいポイントを紹介します。室内は屋外よりも範囲が狭く、また転倒したりぶつかったりと様々な危険性があります。以下のコツを押さえて安全に楽しみましょう。
- 誤飲や怪我につながるような物は片付けておく
- ぶつかりやすい家具なども移動させておく
- フローリングは転倒しないようマットを敷く
- おやつを使う場合は食べさせ過ぎない
- 興奮させ過ぎない
不必要なものを片付けておくことはもちろんですが、体を使った遊びをする際は、フローリングに転倒防止用のマットを敷くことも重要です。フローリングは犬が走った際、転倒しやすく足腰に負担がかかりやすいので、マットやラグなどを敷いてあげましょう。
また、遊んでいると興奮してしまう子も少なくありません。興奮させ過ぎるとストレスに変化してしまうので「興奮してきたな」と感じたら、一旦休憩を挟むなどして落ち着かせましょう。
まとめ
いかがでしたか。雨の日が続くと飼い主も愛犬もどんよりしてしまいます。しかし、室内遊びを有効的に取り入れることで、散歩にいけないストレスや運動不足を解消できるでしょう。ぜひ今回紹介した室内遊びを参考にしてみてください。