犬が早起きな理由
1.体内時計が正常に働いているから
犬が早起きな理由は、体内時計が正常に働いているからです。
体内時計は、朝日を浴びることでリセットされると言われています。毎朝必ず朝日を浴びることができている犬の体内時計は、滅多に狂うことがありません。
季節によって日の出の時間が変わりますが、犬が起きる時間も季節によって変わることがあります。日の出と共に一日の活動を開始することから犬は早起きだとされているのでしょう。
2.排泄がしたくなるから
犬が早起きな理由は、排泄がしたくなるからです。
一般的な飼い主の睡眠時間の平均は7時間くらいです。飼い主が眠れば自分も眠る、飼い主が起きれば自分も起きる、という生活をしている犬がほとんどですよね。
成犬が一日に排泄するおしっこの回数は約4回とされています。24時間÷4回=6時間毎とした時、飼い主が起きる前に起きてトイレに行くということも考えられます。
このように考えた時、犬は飼い主よりも1時間~2時間、早起きするのではないでしょうか。
3.散歩に行きたいから
犬が早起きな理由は、散歩に行きたいからです。
とくに外に出なければ排泄することができない犬にとっては一大事です。吠えるなどして飼い主を起こす犬もいますし、朝起きてすぐ愛犬の粗相の後始末をすることがある飼い主もいるのではないでしょうか。
起こされたり粗相をされたりして困るな…という時は、寝る直前にもトイレに連れて行くことで解決される場合があります。
ただ、中高齢になると、どうしても排泄の回数が多くなったり、おしっこを我慢できる時間が短くなったりします。成犬になってからでも可能なので、トイレトレーニングを始めてみてはいかがでしょうか。
4.お腹が空いたから
犬が早起きな理由は、お腹が空いたからです。
朝、愛犬が黄色や白の液体または泡のようなものを嘔吐したことはありませんか?空腹の時間が長くなってしまったことが原因である可能性が高いです。
早起きの原因が空腹なのであれば、1日の最後の食事の時間を少し遅らせてみるなど対応することで解決されることがあります。
朝と夜の2回に分けて食事を与えている場合、空腹の時間が長くなりやすいです。3回~4回に分けて与えてみてください。自動給餌ができる犬用グッズの活用もおすすめです。
生活リズムの作り方
朝日を浴びること
冒頭でもお話ししたのですが、体内時計は、朝日を浴びることでリセットされると言われています。
愛犬の生活リズムが乱れてしまっていると感じる時は、朝日を浴びることを習慣化してみてください。夜更かしする日が続いたとしても、朝日を浴びることで体内時計はリセットされます。
高齢になると、寝ている時間が増えることもあり、昼と夜が逆転してしまう犬がいます。光の入る窓辺に寝転がっているだけでもよいので、毎朝、太陽の光を浴びることができるよう工夫してみてください。
飼い主の都合で乱さないこと
飼い主の都合で、愛犬の食事・散歩・トイレの時間がコロコロ変わるようでは、犬の生活リズムを狂わせてしまいます。
休日の朝もいつも通りお散歩へ行きましょう。帰宅する時間が変りやすく、愛犬の夜ご飯の時間がバラバラである場合には、自動給餌ができる犬用グッズを活用し、なるべく同じ時間に食事ができるようにしましょう。
まとめ
今回は、犬が早起きな理由を4つ解説しました。
- 体内時計が正常に働いているから
- 排泄がしたくなるから
- 散歩に行きたいから
- お腹が空いたから
「私が早起きな理由は、愛犬たちが早起きだから」という飼い主がほとんどなのではないでしょうか。
犬と暮らすことで自然と生活リズムを作ることができた飼い主も多いはずです。
朝起きた時、愛犬と一緒に朝日を浴びる(朝の散歩に行く)習慣を身に付けてみてください。初めは大変かもしれませんが、犬も人も生活リズムを整えることができます。