ドッグランとは?
「ドッグラン」は、柵など囲いがある場所で愛犬をノーリードで遊ばせることができる施設のことをいいます。
ドッグランでは犬の運動不足やストレスの解消、社会化訓練をすることができ、愛犬家同士がコミュニケーションを取る場所としても人気があります。
ドッグランで絶対NGな『4つのタブー』
ここからは、ドッグランを利用する時に絶対にしてはいけない行為をご紹介します。どれも他の犬や飼い主さんに迷惑をかけたり、トラブルの原因となる行為です。
どんな行動がNGなのか、ドッグランを利用する前に知っておくようにしましょう。
1.排泄物を放置する
ドッグランの中で愛犬がウンチやおしっこをした時は飼い主が責任を持って処理しましょう。
ドッグランには犬用トイレが設置されている場合もあるので、遊ぶ前にトイレを済ませておくと安心です。
もしトイレ以外の場所でおしっこをしてしまったら、ドッグランの規約通りに処理してください。ウンチは必ず飼い主が持ち帰りましょう。マーキング癖がある犬の場合は、ドッグランに入る前にマナーベルトを付けておくのがおすすめです。
2.感染症予防をしていない犬を連れて行く
感染症予防をしていない犬はドッグランを利用することはできません。
法律で接種が定められている狂犬病ワクチンはもちろん、混合ワクチンの接種も感染症を予防するためにはとても重要なものです。ワクチンだけでなく、ノミ・ダニ予防も確実に行いましょう。
ドッグランではワクチンの接種やノミ・ダニ予防が利用規約に書かれていることがほとんどですし、ワクチンの接種証明書の提示を求められることもあります。
もし愛犬がなんらかの感染症にかかっている場合は他の犬に病気をうつす可能性が高いので、絶対にドッグランへは連れて行かないようにしましょう。
3.愛犬から目を離す
愛犬をドッグランで遊ばせている時に目を離すのは絶対にNGです。
囲いがあるドッグランでは飼い主が安心してしまい、スマホを見たり他の飼い主さんと話し込んだりしてしまいがちですが、これは大変危険な行動です。
目を離しているうちに愛犬が他の犬とトラブルになっていたり、おしっこをしたり、あるいは落ちている物を食べてしまうこともあるかもしれません。
何かトラブルが起きても、きちんと見守っていればすぐに対処できますので、愛犬がどこに居て何をしているか必ず確認できるようにしてください。
4.ヒート中の犬を連れていく
ヒート中(生理中、発情期)の犬をドッグランに連れていくのはやめましょう。
ヒート中のメスが同じ空間にいると、周囲のオス犬が興奮し喧嘩をする可能性があるためです。もし去勢していないオスがいれば、飼い主が気づかないうちに交尾をして妊娠してしまうことも考えられます。
避妊手術をしているメスにはヒートは起きませんので、発情期かどうか特に気にする必要はありません。
まとめ
今回は、ドッグランで絶対NGな『4つのタブー』をご紹介しました。
各ドッグランによって飼い主が守るべきルールは異なりますので、利用する前に必ず利用規約を確認するようにしましょう。
愛犬や他の犬を自分のせいでトラブルに巻き込んだりしないためにも、ドッグラン毎のルールやマナーを守って楽しむようにしてくださいね。