春はたくさんの美味しい果物が旬を迎える季節!
春になると店頭に旬を迎えた多くの果物が並び始めます。最近では改良などが加えられたことによって年間を通して食べられる果物も増えていますが、やはり旬の時期は他の時期に比べて旨味が増す果物が多いです。
そんな春に旬を迎える果物を、大好きな愛犬と一緒に楽しみたいと考えている飼い主さんは多いはず!美味しいものは一緒に共有したいですよね。
ただし、果物の中には犬に食べさせてはいけないものや注意が必要なものもあるので、愛犬の健康を第一に考えて正しい与え方で楽しみましょう。
与え方も解説!犬に食べさせたい『春の果物』4選
では、犬も安全に食べられる『春の果物』には、どのような果物があるのでしょうか。ここではやってはいけない与え方も解説するので、ぜひ愛犬と果物を楽しむ際の参考にしてください。
1.いちご
冬から旬の時期が始まり、3〜4月頃になると一気に店頭に並び始めるいちごは、犬も安全に食べられる果物です。
ビタミンCや水溶性の食物繊維が含まれているため、適量であれば腸内環境を整えてくれるなどの健康効果も期待できます。ただし、食物繊維は摂り過ぎてしまうと消化不良につながるため、与え過ぎには注意してください。
与える際は、丸呑みしてしまい窒息につながる危険性があります。必ずヘタを取り、愛犬の口のサイズに合わせてカットしましょう。
2.キウイ
春になると店頭に並び始めるキウイは、甘味と酸味が絶妙なバランスを保つ美味しい果物の1つです。ただし酸味が含まれているため、犬によっては苦手意識から食べない子も多いでしょう。
キウイは犬にとっても安全な果物です。消化を促進する「アクチニジン」や、目の網膜の健康を維持してくれる「ルテイン」など、犬の健康維持に効果のある栄養素が豊富に含まれています。
しかし、与え過ぎてしまうと下痢や嘔吐の原因となったり、肥満の原因となったりする恐れがあります。おやつの代わりに時々少量与える程度に留めましょう。
3.メロン
4月頃からお店でも見かけるようになり、6月にピークを迎えるメロンは、犬も一緒に楽しめる高級フルーツです。甘みが強く、メロンが大好きな子も多いでしょう。
メロンには「ククミシン」という消化吸収を促す消化酵素も含まれているため、健康にも効果が期待できます。
ただし糖質が多く含まれている果物なので、与え過ぎてしまうと肥満や糖尿病につながる危険性があります。与える際は必ず皮や種などを取り除き、果肉だけを少量与えるようにしましょう。
4.ビワ
4月から5月を中心に旬の時期を迎えるビワも、犬が食べられる果物です。漢方の原材料として使われることもあるほど健康効果が高く、犬にとってもメリットの多い果物として知られています。
ビワを与える際は、果肉のみを与えるように注意してください。ビワの種や葉には、アミグダリンという青酸を含む有害物質が含まれています。中毒症状を引き起こす危険性があるので、絶対に与えないよう気をつけましょう。
まとめ
いかがでしたか。今回紹介した果物は、どれも注意点を守れば問題なく一緒に楽しめる果物ばかりですが、愛犬がアレルギーを起こす可能性もあるので初めての場合はごく少量にして様子をみると良いでしょう。果物は店頭でも多く見かけるようになるため、ぜひ愛犬と楽しむために購入を検討してはいかがでしょう。