愛犬に買うべきではないおもちゃ5選
愛犬におもちゃを買う時、どのおもちゃにしようか悩む飼い主さんは多いでしょう。選ぶ際に最も重視すべきポイントは「安全面」です。ここでは、犬への安全面を考慮して、愛犬に買うべきではないおもちゃの特徴を紹介します。
1.口にすっぽりと入ってしまうサイズ感のもの
おもちゃを買う際は、おもちゃのサイズと愛犬の口の大きさを比較してみてください。もしも愛犬が大きく口を開けた際にすっぽりと入ってしまう場合は、そのおもちゃは愛犬に適していません。
口にすっぽりと入ってしまうサイズのおもちゃは、愛犬がおもちゃ遊びに夢中になり興奮してしまった際、誤って口の中に挟まってしまったり、誤飲につながったりする恐れがあります。
誤飲事故を未然に防ぐためにも、必ず口にすっぽりと入らないサイズのおもちゃを選ぶようにしましょう。
2.耐久性の弱い赤ちゃん用おもちゃ
稀に子どもが小さい頃に遊んでいた使わなくなったおもちゃを愛犬にお古として与えている飼い主さんを見かけます。しかし、赤ちゃん用おもちゃは犬が遊ぶことを想定して作られていないため強度が弱く、事故を招く恐れがあるので与えないようにしましょう。
サイズも犬の口にすっぽりと入ってしまう大きさのおもちゃが多く、少し噛むと犬の力ではちぎれたり壊してしまったりするため、破片や中に詰められた綿を誤って飲み込んでしまう可能性もあります。
赤ちゃんや子どもが使っているおもちゃは愛犬に与えず、愛犬の手の届く場所に放置することもやめましょう。
3.装飾品がたくさんついたおもちゃ
犬用おもちゃとして販売されているものは、基本的に装飾品などを誤飲しないようシンプルなデザインで仕上がっているものが大半です。
最近では、一般の人が手作りしたおもちゃをネットで販売しているケースも多く、可愛らしいデザインの犬用おもちゃも多く見かけます。
しかし、中にはデザイン性を重視するために、不要な装飾品が取り付けられているものもあるようです。このようなおもちゃは誤飲事故につながるリスクが高いため、極力選ばないようにしましょう。
4.「遊んでいけないもの」との区別がつきにくいもの
犬用おもちゃの中には、イタズラ欲求(犬の本能的欲求)を満たすためのおもちゃも多く取り揃えられています。デザイン的にも犬が好む人の靴下などを模したものも見かけるでしょう。
しかし、犬がおもちゃとそうでないものを区別しにくいものは、極力与えるべきではありません。遊んでいるうちに区別がつかなくなり、おもちゃに似た日用品にイタズラし始めてしまう恐れがあるからです。
「ダメ」と言って理解してくれる犬ならば良いですが、理解できない犬も多くいます。その場合は、日用品に似ているデザインのおもちゃは避けるべきでしょう。
5.劣化している中古品
リサイクルショップなどにいくと、犬用おもちゃが安く販売されていることも多くあります。しかし中古品を購入する際は、劣化している部分がないか、耐久性が高いかなど、しっかりチェックする必要があります。
中古品の中には劣化しているものも多く、買ったけれどすぐに壊れてしまったという声もあります。壊れてしまうと破片が喉に突き刺さるなどの事故も考えられるため、劣化している中古品は安くても買わないようにしましょう。
安全面を重視して!愛犬が安全に遊べるおもちゃの選び方
愛犬におもちゃを買い与える際は必ず安全面を考慮して、以下の項目をチェックしましょう。
- 犬用おもちゃとして販売されているもの
- 耐久性が高く強度のあるもの
- 愛犬の口に入りきらないもの
- 装飾品が少なくシンプルなデザインのもの
パッケージに耐久面や使われている素材などが記載されているものも多いので、デザインだけで判断するのではなく、パッケージに書かれている内容にも着目してください。
まとめ
いかがでしたか。安全面に不安が残るおもちゃは事故を招く恐れがあります。愛犬に買い与えるおもちゃは、耐久面やサイズ感、そしてしつけに悪影響を与えないようなおもちゃを選んでください。