ヴィーナス・ウィリアムズと愛犬が参加するチャリティ活動
ヴィーナス・ウィリアムズさんは妹のセリーナさんと共に、テニスという競技のイメージを塗り替えた輝かしい実績を持つプロテニスプレーヤーです。
ヴィーナスさんは愛犬である16歳のハバニーズのハリーを、「私の命」と呼び深く愛しています。そのヴィーナスさんがこのたび大手ペットフードメーカーのピュリナが主催するチャリティ企画に参加し、一般の飼い主さんたちに「愛犬といっしょに体を動かしましょう」と呼びかけています。
この企画は「Monday Like a Pro」というタイトルですが、どのような内容なのでしょうか。
参加者の運動時間に応じて大手ペットフードメーカーが動物保護支援団体に寄付
Monday Like a Proは、3月13日から10週間に渡って行われる一般参加型のチャレンジ企画です。参加者は毎日愛犬と一緒にアクティブな活動をした時間を申請します。参加者全員の申請した時間の合計が毎週100万分に達するたびに、動物保護支援団体に15,000ドルを寄付するというものです。
ヴィーナスさんはハリーとの生活の16年に渡って彼が十分に体を動かせるよう気を配っているので、この活動への参加は自分にとって意味のあることだと語っています。
「現代人は皆とても忙しく、愛犬に必要な運動の時間を確保するのは簡単ではありません。でも犬にとって運動は必要であり、一緒に過ごすことで犬との絆も強くなります。これはかけがえのないことでしょう?」と呼びかけています。
プロスポーツ選手による動物保護の支援活動
このチャリティ企画でピュリナ社が寄付をするのは、アスリーツ・フォー・アニマルズという団体です。
この団体は、アイスホッケーのプロリーグの選手でオリンピックアメリカ代表でもあったケリー・バッケス氏が奥様のケリーさんと共に設立しました。家のない動物たちを助けるために立ち上げられたこの団体は、直接的に動物を保護したり里親募集活動をしているわけではありませんが、全米各地の動物保護団体や保護施設を主に資金面で支援しています。
バッケスさん自身も人気スポーツ選手ですが、バッケスさんの呼びかけで集まったさまざまな分野の人気スポーツ選手も活動に参加しています。彼らが参加する募金イベントは集客力が高いため、集められた募金を各地の団体に提供することでより幅広い支援ができます。また、動物保護や動物福祉についての教育啓蒙の場でも集客力の高さは大きな強みです。
メジャーリーグ、NFL、アイスホッケーリーグ、オリンピック代表など数多くの選手がこのような活動をすることで、動物保護活動に対する注目度や浸透度が高くなり、子どもたちへのロールモデルとなるという大きなメリットがあります。
まとめ
プロテニスプレーヤーのヴィーナス・ウィリアムズさんが参加しているチャリティ企画と、チャリティの寄付先であるアスリーツ・フォー・アニマルズについてご紹介しました。
日本でもプロ野球選手の方々が動物保護団体に寄付をしたり、犬猫の譲渡会に参加したりという活動が報道されるようになりました。知名度の高い人たちがこのような活動をすることは、一般の人の認知につながるのでありがたいことだと思いますし、さらに応援したくなりますね。
《参考URL》
https://people.com/pets/venus-williams-special-bond-with-16-year-old-dog-harry/
https://athletesforanimals.org