犬が「嬉しくない時」に見せる仕草や態度
犬が嬉しくない時はどんな仕草や態度なのか、知っておいた方が良いかもしれません。愛犬のため、と思ってしていたことが実は意味がないかも？！
1.少しずつしっぽが下がっていく
犬が嬉しくない時、少しずつしっぽが下がっていくことがあります。
例えば、「撫でて～♡」と嬉しそうにやって来た犬の頭や体を撫でた時です。撫で方が気に入らなかった場合、嬉しくない撫で方をされた時には少しずつしっぽが下がっていきます。
体のどこを撫でられても嬉しそうにする犬もいますが、絶対に撫でられたくない部分を持つ犬もいます。「撫でて♡」と甘えてきたから撫でたのに、威嚇されることってありますよね。
2.近づいて来ない
犬が嬉しくない時、近づいて来ないことがあります。
例えば、飼い主に名前を呼ばれてやって来た時、（あ…これは嬉しくないことが起こるぞ）と察して、それ以上は近づいてこないことがあります。
爪切りをしようと愛犬を呼んだ時、道具を手に持つ飼い主の姿を見て、逃げ出すこともありますよね。道具は見えないようにし、先にご褒美のおやつを見せてしまってもよいと思います。
ご褒美のおやつは、終えた後で与えた方がよい場合もありますが、先に与えることで爪切りやブラッシングなどのお手入れがスムーズに行える場合もあります。
3.嫌そうな表情をする
犬が嬉しくない時、嫌そうな表情をすることがあります。
嬉しくない時は、犬も顔に出てしまいやすいです。明らかに嫌そうな表情をする犬もいますし、愛想笑いをする犬もいます。口元が引きつっているのがポイントです。
例えば、抱っこされたことが嬉しくない時、目を閉じ、口を閉じ、ただ無表情でジッと耐える犬もいます。自分の時だけ嫌そうな顔をされたらちょっと傷つきますよね。
4.唸り声をあげて威嚇する
犬が嬉しくない時、唸り声をあげて威嚇することがあります。
「もうそれ以上はやめて！」というサインです。例えば、お腹を撫でられることが好きだからと、しつこく撫でていると嫌がられ、唸られてしまうことがあります。
この人にお腹を撫でられるのは嬉しくないな…と、はっきりと意思表示をする犬もいますよね。
5.しょんぼり元気がなくなる
犬が嬉しくない時、しょんぼり元気がなくなることがあります。
嬉しい時は、元気に走り回ったり、大はしゃぎしたりしますよね。嬉しくない時は全くその逆で、体調が悪いんじゃないかと思うほど元気がなくなります。
例えば、初めて服を着せた時です。嬉しくなくて、しょんぼり元気がなくなってしまうことがあります。
まさか服を着せたことで元気がなくなったとは思わず、体調不良や病気と勘違いし、病院に急いでしまう飼い主もいるかもしれません。
6.動かなくなる
犬が嬉しくない時、動かなくなることがあります。
立ったまま動かなくなることもありますし、その場に座り込んだり寝転んだりして動かなくなることもあります。
例えばドッグランへ連れて行った時、飼い主は愛犬が喜んで走り回る姿を想像しますよね。嬉しくない時は、動かなくなるだけではなく、帰ろうとすることもあります。
まとめ
犬が嬉しくない時に見せる仕草や態度を6つ解説しました。
- 少しずつしっぽが下がっていく
- 近づいて来ない
- 嫌そうな表情をする
- 唸り声をあげて威嚇する
- しょんぼり元気がなくなる
- 動かなくなる
犬が嬉しくない時は、仕草や行動だけではなく、表情にも出やすいです。
仕草や行動では上手く表現することができなくなったり、嬉しくなさそうな仕草や態度をすると飼い主を悲しませてしまうのではないか…と考えたりする犬もいるからです。
それでも表情まで隠すことは難しいようです。また、表情は嬉しそうにしていても、しっぽが下がっている時は嬉しくないサインです。意外な場所に嬉しくない様子が表れることもあります。
