運動をたくさんしなければいけない犬種5選
犬種によって適切な運動時間が異なることをご存知でしょうか。もともと運動量を多くとらなければストレスが溜まってしまう犬種や、食いしん坊な特性からしっかり運動しなければいけない犬種など様々です。
ここでは運動をたくさんしなければいけない犬種とその理由、さらに必要な運動量や散歩時間について解説します。
1.ジャーマンシェパードドッグ
基本的に大型犬は多くの運動量を必要とします。しかし中でもジャーマンシェパードドッグは、筋肉量も豊富で軍用犬や警察犬として活躍できる能力を持つ犬種であるため、特に多くの運動量が必要です。
1日2回、1回1時間以上の散歩時間は最低限の運動量であり、散歩中にはランニングを入れるなど、よりエネルギーを使うような工夫を取り入れる必要があります。
また、1日2回の散歩だけでは運動不足によってストレスが溜まってしまうので、ドッグランやアジリティ施設などを使った運動を度々取り入れることが推奨されています。室内でも体を使う遊びを毎日取り入れてあげましょう。
2.シベリアンハスキー
シベリアンハスキーは、犬ぞりレースで活躍している犬種ということもあり、大型犬の中でも特に体力を持つ犬種です。それゆえ、他の大型犬に比べても非常に多くの運動量が必要となります。
散歩は1日2回、1回1時間〜2時間程度の散歩が絶対条件です。散歩中はランニングを取り入れるなど、歩くだけでなくより刺激のある運動を行ってあげましょう。
また、散歩だけでは運動量が十分ではありません。月に1〜2回の頻度でドッグランに連れていき、思い切り走り回れるように配慮してあげてください。
3.ボーダーコリー
ボーダーコリーは知能の高い犬種としても知られていますが、元々牧羊犬だったこともあり、運動能力も高くスタミナもかなり持っている犬種です。
中型犬でありながら大型犬と同等の運動量を必要とするため、1日2回、1回1時間以上の散歩が理想といわれています。また、知能が高いため単純な遊びだけではストレスが溜まるところも難しい点です。
時々ドッグランに連れて行ってあげたり、頭を使いながら障害を乗り越えるアジリティ施設でトレーニングに励んでみたりと、さまざまな運動をさせてあげてください。
4.シェットランドシープドッグ
「シェルティ」という愛称で愛されているシェットランドシープドッグは、一般的に小型犬に分類される犬種です。しかし、1日2回、1回30分〜1時間の中型犬に筆頭するほどの散歩時間が必要な犬種です。
名前からもわかる通り、元々牧羊犬として活躍していたシェットランドシープドッグは、小さな体で牧場を走り回っていた習慣からスタミナがあります。
身体能力が高い犬種でもあるためドッグランだけでなく、アジリティやフリスビーなどの大会を目標に運動をさせる飼い主さんも多いです。
5.ジャックラッセルテリア
ジャックラッセルテリアは小さな体の愛らしい小型犬です。しかし、その体からは想像つかないほど多くのスタミナを持ち合わせており、必要な運動量は大型犬並みといわれています。
最低でも1日2回、1回1時間以上の散歩が必要とされており、運動量が十分に足りていないとストレスが溜まり、攻撃的になったり無駄吠えにつながったりする恐れがあります。
また、フリスビー遊びやボールを使ったレトリーブ遊びなども大好きです。室内でも十分な広さを確保できれば運動も可能なので、室内の環境を見直し毎日の散歩に加えて前述した遊びを取り入れてみてください。
まとめ
いかがでしたか。犬種によっては同じ体格でも、他の犬より運動量を必要とする犬種は多くいます。迎え入れる前に必要な運動量を正しく把握し、自分の生活リズムや自宅の環境で十分な運動をさせられるか再検討しましょう。