犬が「辛いよ」と伝えている時の鳴き方とは
あなたは犬が「辛い」と感じている時に、どんな鳴き方をするかご存知でしょうか。
犬は鳴き方によって色々な感情を表現しています。犬は人の言葉を話すことができないので、飼い主が犬からのサインに気付き、気持ちを察してあげなくてはいけません。
今回は、犬が「辛い」とあなたに伝えている時の鳴き方をご紹介します。この鳴き声を耳にしたら、すぐに対応できるようにしておきましょう。
1.「ク~ン」と悲しそうな声で鳴く
犬がしょんぼりした顔で「ク~ン」と悲しそうな声で鳴く時は、「寂しい」「辛い」という気持ちをあなたに伝えています。
お留守番の前やおやつを貰えない時などに、この鳴き方をする犬は多いでしょう。飼い主とのコミュニケーション不足からくるストレスが原因のこともあります。寂しさや辛さを解消してあげられるようにしましょう。
ただし、愛犬が「ク~ン」と鳴いた時に「可哀想だから」とおやつをあげることを繰り返すと、犬はわざと悲しそうな声を出すようになりますので注意してください。
2.「キュン、キュン」と短く高い声で鳴く
犬に元気がなく、「キュン」と短く高い声で鳴いている時は体のどこかに痛みを抱えている可能性が高いです。
実際に筆者の愛犬はお腹の病気で亡くなる前に「キュン、キュン」という声で鳴いて、とても辛そうにしていました。特に内臓の病気は重篤になるケースが多いので、愛犬が辛そうな声で鳴いていたらすぐに動物病院へ行ってください。
3.「ピーピー」と弱々しく鳴く
「ピーピー」と弱々しく鳴いている時、犬は強い不安や辛さを感じています。
動物病院やトリミングサロンなど、苦手な場所に行った時にこのような声で鳴く犬が多いでしょう。「不安で辛いよ」「早く帰りたいよ」という気持ちを飼い主さんに伝えているのです。
犬が辛そうに鳴いている時の対処法
愛犬が辛そうな声で鳴いていたら、まずはその原因を考えてみましょう。鳴いている理由が精神的なものなのか、身体的なものなのかによって、対応の仕方は変わります。
飼い主さんが外出する時に「クーン」と鳴いたり、動物病院に連れてこられて不安な時に「ピーピー」と鳴くのは、精神的な辛さからくるものです。
愛犬が不安で辛そうにしている時は撫でて優しく声をかけ、安心させてあげましょう。お留守番の前に構いすぎるのが逆効果になることもあるので、ストレスなくお留守番ができるように訓練しておくのがオススメです。
犬が「キュン」や「キャン」といった声で鳴いている時は、痛みによる辛さを感じていることがほとんどです。まずは、怪我をしている所や痛そうなところが無いか確認してください。
足をひきずったり、鳴くのをやめない時には怪我や病気の可能性があるので、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。
まとめ
今回は、犬が「辛いよ」と伝えている時の鳴き方をご紹介しました。
愛犬が「ク~ン」や「キュン」などの鳴き方をしていたら、あなたに「辛いよ」と伝えている可能性があります。原因を推測し、動物病院へ連れて行くなど必要な対応をしてあげてください。
愛犬からの「辛い」というサインを見逃さないように、この記事を参考にしてくださいね。