愛犬が興奮しすぎてしまう「飼い主のNG行為」
思わぬ危険を招きかねないような、愛犬が興奮しすぎてしまう「飼い主のNG行為」とはどのような行為を指すのでしょうか。
1.犬と同じようにはしゃぐ
犬と同じようにはしゃぐのは、愛犬が興奮しすぎてしまう飼い主のNG行為です。
飼い主が帰宅した時、愛犬が大はしゃぎでお出迎えをしてくれることがあります。嬉しくて大興奮してしまうことがあります。
愛犬が興奮しすぎてしまう時ほど、飼い主は冷静でなければなりません。犬と同じようにはしゃいでしまうと、興奮しすぎた犬が怪我をしてしまう危険があります。
嬉しくて飛び跳ねてしまう犬は特に要注意です。
2.見知らぬ人をいきなり家に呼ぶ
見知らぬ人をいきなり家に呼ぶのは、愛犬が興奮しすぎてしまう飼い主のNG行為です。
警戒心から興奮しすぎてしまうことがあります。吠えたり、飛びかかったり、興奮しすぎたことでパニックを起こし、咬みついてしまうことがあります。
飼い主にとっては友人や恋人かもしれませんが、犬にとっては見知らぬ初対面の人です。自分が生活する家にいきなり見知らぬ人がやって来たらどうでしょう。警戒し、威嚇してしまいますよね。
愛犬とも仲良くなってほしい相手なのであれば、まずは外で会ってみてはいかがでしょうか。少しずつ警戒心を解き、家に呼んだ時にも興奮しすぎてしまわないよう、対策しておくとよいと思います。
3.欲求を満たしてあげない
欲求を満たしてあげないのは、愛犬が興奮しすぎてしまう飼い主のNG行為です。
犬にも欲求があります。「行動欲求」「生理的欲求」「安全欲求」と、主に3つに分けることができます。
行動欲求には、探索することで好奇心を満たすこと、不思議に思うことを探索すること、人と触れ合うこと、犬と遊ぶことなどがあります。
生理的欲求には、ごはんやおやつを食べること、排泄をすること、眠ること、体温を維持することなどがあります。
安全欲求には、病気や怪我による苦しみや痛みから解放されることです。
このような欲求が満たされない時、犬はストレスから興奮しすぎてしまうことがあります。
毎日のお散歩によって「探索したい!」という欲求を満たします。外に出ないと排泄しないからと我慢させるのではなく、トイレトレーニングをしつけることで欲求は満たされます。
飼い主が気づきにくい愛犬の苦痛には、歯周病の悪化による口の中の痛みがあります。定期的な健康診断や歯科検診によって、この安全欲求も満たされるはずです。
4.いきなり留守番の時間を増やす
いきなり留守番の時間を増やすのは、愛犬が興奮しすぎてしまう飼い主のNG行為です。
やむを得ない事情があると思います。就職・転職・結婚など、飼い主の生活環境に大きな変化があった時、愛犬の生活環境にも影響を及ぼすものです。
留守番の時間が増えたことで犬が興奮しすぎるのは、分離不安症によるパニック症状である可能性が高いです。心を病んでしまうほどの不安を感じたことが原因だと思います。
どうしても留守番の時間が長くなってしまう時は、スキンシップやコミュニケーションで補ってあげるとよいです。愛犬の不安や寂しさを一緒に過ごす時間で埋めてあげましょう。
まとめ
愛犬が興奮しすぎてしまう飼い主のNG行為を4つ解説しました。
- 犬と同じようにはしゃぐ
- 見知らぬ人をいきなり家に呼ぶ
- 欲求を満たしてあげない
- いきなり留守番の時間を増やす
我が家のポメラニアンは、興奮しすぎると咳が出て、喉や気管を傷めてしまいやすいです。お友達犬は、興奮しすぎるとチアノーゼを起こし、意識が朦朧とすることがあるのだとか…。
犬が興奮しすぎると、走り出したまま止まらなくなってしまったり、うれションしてしまったり、人や犬に飛びかかるなどしてしまうことがあります。また、突発的にパニックを起こし、犬自身が怪我や事故などのトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。
はしゃぐ犬を面白がり、わざと興奮させるような行為は絶対にしないようにしましょう。