犬の吠え方別の心理4つ!鳴き声や態度でわかる気持ちを紹介

犬の吠え方別の心理4つ!鳴き声や態度でわかる気持ちを紹介

犬は色んな吠え方をしますよね。元気いっぱいに吠えることもあれば、少し心配になってしまうほど弱々しく鳴き声をあげることも…。犬はどんな心理で吠え方を変えているのでしょうか?この記事では犬の吠え方別心理をお伝えいたします。

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犬はなぜ吠えるの?

吠える犬

愛犬が吠える理由を考えたことはありますか?犬が吠えるのは意思表示のひとつで、私たち人間が声を発し言葉で気持ちを伝えようとするのと同じことなのです。

犬は話すことは出来ませんが、吠えたり鳴いたりすること、またボディランゲージで感情表現しています。

何を考えているか、どんな気持ちでいるのか、愛犬の吠え方から心理を理解できると信頼関係を深めることにも役立つと思います。

楽しい気持ちを伝えてくるだけでなく、体調不良やケガでどこか痛いところがあるなどを伝えてくれることもあるので、愛犬の吠え方や鳴き声は注意深く聞いてあげましょう。

犬の吠え方別の心理4つ!

畳に座り吠える犬

1.ワンワン

「ワンワン」と言う吠え方は一番一般的な犬の吠え方ですよね。「ワンワン」と大きな声で吠える時は声のトーンで心理を理解することができます。

高い声のトーンで「ワンワン」と吠えている時は「嬉しい」「喜び」「楽しい」などの心理を表していることが多くなります。

喜びの気持ちが高まって興奮してしまうこともあるはず。楽しくて吠えている時は、しっぽを高い位置で左右に大きく振っていることが多いと思います。また表情や瞳は生き生きと輝いているでしょう。

逆に低いトーンで吠えている時は、警戒心や威嚇などの表れ。お散歩中に苦手な犬や人に会った時、また聞き慣れない音を察知した時などに警戒して低いトーンで「ワンワン」と吠えることがあります。

警戒して吠える時は表情がこわばっていたり、歯をむき出しにしていることもあるはずです。

2.クゥーン

犬がいつもより少し高い声で「クゥーン」と鳴くのは、飼い主さんに何か要求したいことがある時。「遊ぶ相手をしてほしい!」「オヤツが食べたい」「散歩に行こう!」など、何かをおねだりしたいことがあるようです。

そんな時は飼い主さんをジッと見つめていたり、前脚でチョンチョンと催促するように触れてくることがあるでしょう。

また鼻を鳴らすように、か細く「クゥーン」と鳴く時は、飼い主さんに甘えたい、また場合によっては寂しさを感じていることもあるでしょう。

長時間のお留守番で寂しい思いをしたり、なかなか構ってもらえる時間がなくて、愛情を感じることができないでいると寂し気な鳴き声を上げることもあります。

犬は寂しいと感じると、フセをして飼い主さんを上目遣いで見つめたり、必要以上に前脚を舐め続けることがあります。

3.キャンキャン

犬がピョンピョンとジャンプしながら「キャンキャン」と吠えている時は、嬉しいことがあって喜んでいる表現になります。しかし「キャン」という吠え方は、痛みや恐怖を表しているケースも多いので注意しましょう。

悲鳴のように高い声で「キャン!」と吠えた場合は、急に体の一部に痛みが走った可能性も。どこかにケガをしていないか、歩き方に異常はないかしっかと確認してあげましょう。

大きな物音などに恐怖心を感じた時も、飼い主さんに助けを求めるように「キャン」と鳴き声をあげることもあります。何に対して恐怖を感じているのか確認し、優しく愛犬に寄り添ってあげましょう。

ケガをしていないのに連続して「キャンキャンキャン」と吠える場合は、体調不良や病気で痛みを感じ鳴き続けている危険性があります。早めに動物病院で診察してもらうことをお勧めします。

4.ワォーーーーーン

「ワォーーーーーン」と長く吠えるのは、言わずと知れた遠吠えになります。犬の遠吠えは群れの仲間達を呼んでいるサイン。

人に飼われている犬が遠吠えする理由は寂しさを感じて飼い主さんを呼んでいる、また騒音などにストレスや苦痛を感じた犬がしやすいといわれます。

遠吠えは他の吠え方よりも声が大きく、近所迷惑になりやすいため注意が必要です。人に飼われている全ての犬が遠吠えをするわけではありません。

寂しさや、生活環境、運動不足などのストレスが遠吠えの原因となることが多いので、愛犬が遠吠えをする場合は安心して過ごせる環境を用意すると共にストレス発散もしてあげましょう。

まとめ

バスケットに入った子犬

犬の吠え方の違いで心理を理解するには、吠え方自体はもちろんですが声の強弱やボディランゲージも一緒に確認すると理解しやすいかと思います。

いつもの愛犬とはちょっと違う吠え方をしただけでも、なにかしら気持ちの変化があるのかもしれません。愛犬の吠え方を意識して毎日しっかり聞くようにすると少しずつ伝わってくると思います。愛犬の心理を理解できるよう頑張ってみましょう。

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