捨てられて、流れ着いた優しい手の中に
通報・保護
ロスアンジェルス郊外の造船所の敷地にピットブルが捨てられていました。従業員の何人かが毎日食べるものを与えてきましたが、このたび保護団体Hope for Paws に保護してもらうことになりました。「マック」は従業員にとてもなついているそうです。
トラックが行き交う敷地内はマックにとって安全ではありません。保護団体が到着するまで安全な屋内に置いてくれていました。この子がマックです。ひと目で穏やかな性格が見て取れる子ですね。
よく面倒を見てもらっていて、おなかもすいていません。捨てるような飼い主を持ったことは不運でしたが、親切な人たちに出会えたのはとてもとても幸運でした。
この場所がとりあえず居心地よかったためか、リードをつけられてもすすんで動こうとしませんね。
何とか言い含めると、やっと歩き出しました。何となく、ここの人たちとの別れを予感しているのかもしれません。車でクレートに入れられても、あくまでもおとなしいマックでした。
ケア
到着するとすぐに落ち着いて出てきます。ここはどこ?と言いたげ。
でも周りの人にまかせているという感じです。
それはシャワーでも変わりません。濡れるのが好きなわけではないけれど、人を信用して、腕をペロッ。
健康診断の結果、前立せん肥大が見つかりました。
主に去勢していない犬が発症するそうで、マックも未去勢でした。去勢し、予防接種し、落ち着ける一時預かり家庭という環境を得て、症状は改善したそうです。
これはシャワー後、遊んでいるマック。この時点では前立せん肥大を抱えているのですが、排尿困難などの自覚症状は少ないようで、とても嬉しそう!
元気でハッピーでいて!
最初は食欲も見せなかったマック、すっかりリラックスしてからは、おやつをペロペロ。一時預かり家庭に引き取られる前ですが、これなら近い将来に里親さんに出会えそうです。元気で、ハッピーでいてね!
動画を見ることは保護活動支援につながります。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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