犬が苦痛を感じている「飼い主の親バカ行動」4つ!自己満足を愛情と勘違いしてはいけない!

犬が苦痛を感じている「飼い主の親バカ行動」4つ!自己満足を愛情と勘違いしてはいけない!

愛犬のことが可愛いと、ある程度親バカになってしまうのは仕方のないことなのかもしれません。とはいえ、愛犬を苦しめる親バカ行動をするのはNGです。「愛情」と思ってやっている行動が、実は愛犬を苦しめていることがあるので注意しましょう。この記事では、犬が苦痛を感じている「飼い主の親バカ行動」をご紹介します。

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「親バカ行動」で愛犬を苦しめていませんか?

遠くを見つめるパグ

愛犬のことがかわいいあまり、つい親バカになってしまう飼い主さんは少なくないでしょう。

かわいい愛犬の写真を毎日撮りまくり、スマホの写真フォルダが愛犬だらけ、というような親バカ行動なら微笑ましいです。しかし、愛犬に苦痛を与える親バカ行動はいただけません。

さて、あなたは大丈夫でしょうか?自己満足と愛情を履き違えた親バカ行動で愛犬を苦しめていませんか?今回は、犬が苦痛を感じている「飼い主の親バカ行動」をご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

犬が苦痛を感じている「飼い主の親バカ行動」は?

そっぽを向く服を着た柴犬

1.無理やり服を着させる

今は、いろいろな素材やデザインの犬用の服が販売されていますね。犬用の服は、寒さ対策や皮膚の保護、手術後の傷口の保護などに役立ちます。しかし本来犬に服を着る習慣はないため、服を着るのを嫌がる犬は少なくありません。

愛犬が嫌がっているのに「服を着せるともっとかわいくなるから」という親バカ思考で、無理やり服を着せるのはNGです。誰かに「かわいい〜」と言われて飼い主さんは満足かもしれせんが、嫌いな服を無理やり着せられた愛犬は苦痛でしかないでしょう。

寒さ対策などとして愛犬に服を着せる場合も無理強いはせずに、少しずつ服に慣れさせていくのが鉄則です。

2.無理に犬友達を作ろうとする

犬友達がいない愛犬を勝手に「かわいそう」「寂しそう」と考えて、無理に犬友達を作ろうとするのも愛犬に苦痛を与える親バカ行動と言えます。

犬友達を作ろうとする飼い主さんは、散歩中にほかの犬と会うたびに愛犬にあいさつさせようとしたり、頻繁にドッグランへ出かけたりするでしょう。

しかし愛犬がほかの犬が苦手な場合、無理にほかの犬に接触させられるのは苦痛で、ストレスにもなります。

犬同士でしかできない遊びもありますが、無理に犬友達を作る必要はありません。犬友達がいなくても、信頼できる大好きな飼い主さんがいれば犬は幸せなのです。

3.おねだりに全て応えようとする

親バカな飼い主さんは愛犬のことがかわいすぎて、おねだりに全て応えようとしてしまいがちです。

しかしおねだりに応えてばかりいると愛犬がわがままになり、要求が通らなかったときにストレスや苦痛を感じてしまいます。またわがままになると、要求が通るまで吠え続けるといった困った行動を起こすようになる可能性も高いです。

愛犬が吠えたり飛びついたりしておねだりしてきたときは、無視で対応するのが基本。「見ない」「触らない」「声をかけない」を貫きます。

無視を貫き、愛犬が完全に落ち着いたらオスワリなどの指示を出して、それに従えたら遊んだり散歩に連れて行ったりと、愛犬の要求に応えてOKです。

4.いつもそばにいようとする

「わたしがそばにいてあげないと寂しがる」と思い込んで、いつも愛犬のそばにいようとしていませんか?

もしそうなら愛犬は気が休まらず、苦痛を感じているかもしれません。犬にもひとりでのんびりと過ごしたいときがあり、そういう時間がないとストレスになることもあります。

甘えん坊の犬は飼い主さんがいつもそばにいてくれたら喜ぶかもしれませんが、飼い主さんといつもベッタリだと分離不安になる可能性があります。

分離不安とは、飼い主さんと離れることに強いストレスや不安を感じ、問題行動や体調不良を起こすことを言います。

いつも愛犬のそばにいようとするのは愛情のようで、実は愛犬に苦痛やストレスを与える親バカ行動です。愛犬が快適に過ごせるように、適度な距離感を保つようにしましょう。

まとめ

耳を塞がれた真顔の犬

今回は、犬が苦痛を感じている「飼い主の親バカ行動」を4つご紹介しました。愛犬に対して親バカになってしまうのは、愛犬を愛するからこそでしょう。

しかし親バカになりすぎてご紹介したような行動をしてしまうと、愛犬が苦痛を感じる可能性があるので注意が必要です。

愛犬に自分の気持ちを押し付けて自己満足するのではなく、愛犬の気持ちや幸せを考えて行動するようにしましょう。それが本当の愛情と言えるのではないでしょうか。

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