危険性も…買ってはいけない「犬用品」5選
「犬用品」として販売されているものならば、全部安心して使えると思っていませんか。実は犬用品として販売されているものの中には、耐久性や品質が低い商品も含まれています。
ここでは買ってはいけない「犬用品」とその理由を紹介するので、愛犬への用品購入の参考にしてください。
1.犬の毛質に合わないブラシ
犬は犬種ごとに毛質が異なります。長毛犬種もいれば短毛犬種もいますし、毛の硬さも犬種によって違います。
犬用ブラシはスリッカーブラシやコーム、ラバーブラシなどさまざまな種類がありますが、長毛犬種にはスリッカーブラシ、短毛犬種にはラバーブラシを使用し、毛を整える目的でコームを使うなど使い分けが必要です。
犬の毛質に合わないブラシを使うと、毛がもつれてしまったり傷んでしまったり、無理に引っ張ることで皮膚を痛めてしまったりする恐れがあります。愛犬に適したブラシを選ぶようにしましょう。
2.安くて幅の細い首輪やリード
首輪も種類が豊富に取り揃えられていますが、安い価格で販売されている首輪やリードには注意が必要です。
安い価格で販売されている首輪やリードは、布製の幅が細いものが多いです。普段はおとなしく落ち着いた性格の犬であっても、散歩中に興奮状態に陥るとどのような行動に出るかわかりません。
飼い主がコントロールできないほどの力で飛び出してしまうことなどを考えると、細い首輪やリードは耐久性が低く、少々心許ないですよね。なるべく頑丈なしっかりとした作りのものを購入しましょう。
3.他の商品より格安のドッグフード
近年、ドッグフードも進化を遂げているため、様々な種類のドッグフードが取り揃えられています。通常のドッグフードから自然派志向のドッグフード、アレルゲンをカットされたものなど迷ってしまうほどです。
しかし、他の商品よりも明らかに価格の安いドッグフードには注意してください。使われている原材料に問題のあるケースが報告されています。
例えば、肉副産物、〇〇ミールなどと記載されている原材料の中には、4Dミートと呼ばれる原材料が含まれていることがあります。これは食肉以外の理由で死んだ動物の肉や病死した動物の肉、障害があった動物の肉などを使った原材料を指します。
4Dミートを食べたからといって、健康被害が出たという報告は証拠がないため上がっていません。しかし、やはり愛犬に食べさせるドッグフードは新鮮で良質なものを選びたいですよね。
そのためには、4Dミートを使っている可能性のある激安ドッグフードは避けるべきでしょう。
4.装飾品の多い犬用の洋服
装飾品の多い犬用の洋服は、犬にとってはストレスになる恐れがあります。ガチャガチャと音が鳴ったり、歩くたびに装飾品が揺れる様子を見て、「鬱陶しいな」「動きにくいな」と感じてしまうからです。
また、装飾品によっては犬が興味を示して噛んでしまうことで、装飾品が取れて口の中に入ってしまう恐れもあります。
誤飲事故にもつながる危険性があるため、装飾品の多い犬用の洋服は普段使い用に購入せず、何か特別なイベント時のみ使用するなど活用方法を考え直しましょう。
5.すっぽり口に入ってしまうおもちゃ
犬用のおもちゃはサイズもいろいろあります。しかし、愛犬の口の中にすっぽり入ってしまうようなおもちゃは避けてください。
例えば、小型犬にとってちょうど良いサイズのおもちゃは、大型犬の口だとすっぽり入ってしまう恐れがあります。すると、窒息や口から抜けなかったり歯に刺さるなど、事故につながる危険性があるので非常に危険です。
他にも犬用のおもちゃとして販売されているものの中には、耐久性の低いものも含まれていることがあります。しっかり飼い主が見極めて耐久性が高く、なおかつ愛犬の口のサイズと比較して適したおもちゃを選んであげましょう。
まとめ
犬用品として販売されているものの中には、少々不安に感じる商品が混ざっていることがあります。愛犬にとって適したアイテムであるか、サイズ感や使われている素材、頑丈さなどを考慮して選びましょう。