低カロリーで栄養満点!キャベツの基本情報
1.キャベツの90%以上は水分
シャキッとフレッシュな食感が特徴のキャベツですが、何と90%以上が水分でできています。それだけあって100グラムあたりのカロリーはたったの23キロカロリーと実に低カロリー!ダイエット中のわんこにも安心して与えることができます。
2.豊富なビタミン
またキャベツはビタミンが豊富です。中でもビタミンCとビタミンKは特に含有量が多く、体の健康を保つために働いてくれます。
また胃腸薬の名前でも有名な「キャベジン」は、実はキャベツから発見された栄養素ビタミンUのことで、胃腸の調子を整えてくれる効果があります。
気をつけて!キャベツを与える時のNG行為
1.大きい芯を生のまま与える
生キャベツの芯はガリガリと硬く、その歯ごたえが好きというわんこも多いですよね。ですが基本的には芯を大きいまま与えるのはNG。誤って大きなカケラを飲み込んでしまった場合、喉に詰まって窒息してしまう恐れがあるからです。ほかにも消化管閉塞の原因になる場合がありますので、キャベツの芯は要注意です。
2.大量に与えすぎる
ご紹介したようにキャベツは低カロリーで食物繊維を豊富に含む優秀な野菜ですが、だからと言ってあまりに大量に与えすぎてはいけません。キャベツ自体に中毒性はないものの、大量に与えすぎるとお腹がゆるくなる場合もあります。
キャベツはわんこの体重1キロ当たり1グラムが1日の摂取量の目安です。わんこが喜ぶからといって過剰に与えないようにしましょう。
3.人間用に調理したものを与える
言うまでもないことですが、人間用に味付けしたキャベツを与えることは絶対にNGです。塩分や油分が高すぎるため、わんこの消化器官に多大な負担をかけてしまいます。
さすがにマヨネーズやソースをキャベツにかけてわんこに与えようという人はいないと思いますが、注意してほしいのはお鍋やフライパンからの「取り分け」や「おすそ分け」です。
特にスープや煮物の場合、玉ねぎやニラ等のネギ類と一緒に煮込んでいるとわんこにとっては有毒な成分が溶け出してしまい、キャベツにしみこんでいる可能性があり危険です。
安全においしく!正しいキャベツの与え方
1.芯を与える場合は大きさに注意
キャベツ特有の歯ごたえを楽しみたいという場合には芯の部分を生で与えても何ら問題はありませんが、すでにご紹介したようにサイズにだけはご注意を。
中型犬・大型犬の場合はあまり心配はいらないかもしれませんが、小型犬の場合には葉っぱの部分を与えるか、芯を与えたいときは小さく刻んだり柔らかく茹でたりして与えるようにしましょう。
2.温かいスープもおすすめ
キャベツの葉っぱや芯を刻んで温かいスープにするのもおすすめです。煮込むことでキャベツも柔らかく食べやすくなりますし、お湯に溶け出したキャベツ本来の栄養もスープと一緒に摂取することができます。
普段のごはんに温かいスープをかけてあげれば香りも立って嗜好性もアップ。鶏や牛のおだしで煮込めばなおさら食いつきが良くなるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?新鮮な野菜はわんこも大好きです。おいしいキャベツが手に入ったら、今回ご紹介した与え方を守ったうえでぜひ愛犬と一緒に味わってみてくださいね。