犬のベッド「NGな洗い方」5選
皆さんは愛犬のベッドをどのように洗っていますか。犬のベッドは犬の皮膚に直接触れるものなので、洗い方に気をつけなければいけません。ここでは、犬のベッドのNGな洗い方を紹介します。心当たりのある方は次回から直しましょう。
1.人間用の洗剤や柔軟剤を使う
基本的に人間用の洗剤や柔軟剤は、犬用ベッドをはじめ犬が使うものに使わないほうがいいといわれています。人間用の洗剤や柔軟剤には、香料が含まれていることが多いからです。
ペット用の洗剤も販売されているので、犬用ベッドを洗う時はペット用の洗剤を使ったり、肌に優しい無香料の洗剤を使うようにしましょう。
2.洗剤や柔軟剤を適量より多く入れる
洗剤や柔軟剤を使って洗濯する時は、必ずパッケージに記載されている目安量を守ってください。「たくさん入れると綺麗になるはず」という思い込みは間違いです。
適量よりも多く余分に入れてしまうと、洗剤や柔軟剤が溶けずにベッドに残ってしまいます。すると残った洗剤から雑菌が繁殖し、生乾き臭の原因となったり犬の皮膚に負担をかけてしまう恐れがあるのです。
3.水洗い不可のベッドを洗濯する
犬用ベッドの中には、水洗いしたり洗濯機で洗ったりできないベッドも多くあります。
洗濯表示に従わず水洗い不可のベッドを洗濯してしまうと、形が崩れてしまったり水分を吸収しすぎてしまい、乾かなくなってしまうといったトラブルにつながる危険性があります。
犬用ベッドを購入する際に必ず洗濯表示を確認し、洗いやすいベッドを選ぶこともポイントです。洗濯表示には必ず従うようにしましょう。
4.抜け毛を取り除かずに洗濯する
犬用ベッドを洗濯する時は、最初にベッドに付着している抜け毛や汚れをコロコロやガムテープなどで取り除いてください。付着したまま洗濯機に入れてしまうと、洗濯槽に抜け毛が溜まり、詰まりや故障の原因となります。
また、深く挟まっている抜け毛がそのまま残ってしまい、その部分から雑菌が繁殖してしまう恐れもあります。必ず抜け毛は事前に取り除いておくようにしましょう。
5.濯ぎを十分に行わない
最近の洗剤の中には、濯ぎを1回で終わらせることができるものも多くあります。しかし、犬の皮膚はデリケートなのでしっかり濯ぎを行い、洗剤が残らないよう気をつける必要があります。
濯ぎをしっかり行わないと残った洗剤によって、犬の皮膚に負担をかけてしまう恐れがあるので濯ぎは2回以上行うようにしましょう。
犬のベッドの正しい洗い方は?頻度はどのくらいが理想?
犬のベッドは洗濯表示に従い、可能な限りペット用洗剤や柔軟剤を使用して洗濯してください。また、洗うときは事前に汚れや抜け毛を取り除いておく必要があります。
型崩れを防ぐために洗濯ネットなどに入れて洗濯機に入れましょう。洗剤や柔軟剤は、適量を守って投入してください。
洗濯後は生乾きのまま放置せず、早めに洗濯槽から取り出してしっかり乾かすことが重要です。生乾きの状態では雑菌が繁殖してしまうため、衛生面に問題が生じます。
最後に犬のベッドは月に1回、換毛期には2回を目安に洗濯しましょう。洗いすぎると犬たちは自分の匂いが消えてしまうことに不安を感じますし、洗わないと不衛生だからです。したがって月に1〜2回が適切な頻度といわれています。
まとめ
いかがでしたか。犬のベッドは犬の皮膚に負担をかけないような洗濯を意識しなければいけません。今回紹介したNGな洗い方や正しい洗い方を参考に、愛犬が清潔なベッドで快適に眠れるよう洗濯してあげましょう。