犬と一緒に旅行する時の「絶対NG行為」5つ
愛犬と一緒に旅行したいという方は、犬と一緒に旅行する時の注意点を理解しておく必要があります。ここでは犬と一緒に旅行する時の絶対NG行為を紹介するので、これから旅行を考えている方は十分注意しましょう。
1.予防接種をきちんと受けていない
毎年必ず予防接種を受けていなければ、旅行へ連れていくことは難しいでしょう。なぜならば、他の人や犬に迷惑がかかってしまいますし、予防接種を受けていない犬は多くの施設や宿泊先でお断りされてしまうからです。
また、宿泊先やドッグランなどの施設では、予防接種を受けたことを証明するものの提示が求められることも多いです。混合ワクチン接種証明書や狂犬病予防注射済票は必ず持っていきましょう。
2.マナーグッズを持って行かない
普段、マナーパンツやマナーベルトをつけていないという犬であっても、旅行する際はマナーアイテムを着用することを推奨します。
初めての慣れない場所では、興奮して突然の尿意や便意を催してしまったり、さまざまな場所にマーキングしてしまったりすると、施設に迷惑がかかってしまうからです。
他のお客さんとのトラブルに発展する恐れもあるので、必ずマナーベルトやマナーパンツを着用させるようにしましょう。
3.食べ慣れていない食事をさせる
普段、食べ慣れていない食事を旅行中に楽しませてあげたいという人は多いでしょう。しかし基本的な食事は、普段食べ慣れているドッグフードを与えてください。
慣れていない環境では、犬に大きなストレスがかかります。その中で食事まで普段から慣れていないものを口にしてしまうと、下痢や嘔吐などの症状につながる危険性があります。
4.首輪やハーネスに迷子札や鑑札をつけていない
首輪やハーネスに迷子札や鑑札をつけていない犬は意外と多くいます。しかし、もしも興奮状態に陥ってしまった場合、突然走り出して脱走してしまう危険性もあります。
普段から犬には必ず鑑札を着用し、首輪やハーネスに名前や住所、電話番号などが記載されている迷子札を同時に着用させておくことで、トラブルが起きた時にもスムーズに愛犬と再会することができるでしょう。
5.クレートに入ることに慣らしていない
旅行前に完了させておきたいのはクレートトレーニングです。旅行先に着くまでの間、クレートやキャリーケースに入っていなければいけないため、クレートに入ることに慣れていないと大変です。
吠え続けてしまったり、不安や恐怖からお漏らししてしまったり、あらゆるトラブルを引き起こしてしまう危険性があるので、必ずクレートやキャリーケースに長時間入っていられるようトレーニングしておきましょう。
犬と一緒に旅行する時に押さえておくべきポイントは?
犬と一緒に旅行する時は、以下のポイントを必ず押さえておくべきです。
- 予防接種を受けて証明書を持っていく
- 食事は食べ慣れている日持ちするドッグフードを用意
- 必ず無駄吠えやトイレのトレーニングを完了させておく
- 興奮時にコマンドで落ち着かせることができるようにしておく
- 普段使っていない子もマナーベルトなどアイテムを持っていく
- クレートには必ず入ることを慣れさせておく
- ノミダニ対策を済ませておく
特に初めての旅行は、犬はもちろん飼い主さんも不安要素が多いでしょう。なるべくストレスがかからないよう配慮しながら、マナーや必要な医療ケア、予防接種などを済ませておくことを忘れないでください。
まとめ
いかがでしたか。愛犬との旅行は楽しい思い出を作ることができます。しかし、同時に気をつけなければいけない点も多いので、事前に旅行の準備は早めに済ませ、今回紹介したような注意点も忘れないようにしましょう。