犬の目がウルウルしている時の気持ち
犬が目をウルウルさせながら見つめてくる様子は本当に可愛いですよね♪
犬を飼っていると、目をウルウルさせた愛犬を見る機会は多いと思います。
目がウルウルしている時、犬は一体どんな心理なのでしょうか。この時考えられる3つの気持ちをご紹介します。あなたの愛犬に当てはまっていそうな心理があるかチェックしてくださいね。
1.「大好き♡」という親愛の気持ち
犬が飼い主をウルウルした目で見つめている時は、「大好き」という気持ちで胸がいっぱいなのでしょう。特に、シャイな性格の犬は「見つめる」仕草で愛情を伝えようとするそうです。
愛犬があなたをウルウルな瞳で見つめている時は、優しく撫でて気持ちに応えてあげましょう。
2.「なにか貰えるかな?」と期待する気持ち
犬はおやつやオモチャを「貰えるかも!」と期待している時にも、目がウルウルするでしょう。この時、犬は飼い主の動きに集中しているので、まばたきが減って目がウルウルしてしまうそうです。
ウルウルした目で見つめられると、ついおやつを沢山あげてしまうという飼い主さんも多いのではないでしょうか。犬も「この表情をしたらおやつが貰えるぞ」と学習しているのかもしれません。
ウルウルした目が可愛いからと、甘やかしすぎないように要注意ですね。
3.「怖いなぁ…」という緊張や不安の気持ち
初めての場所や動物病院へ行った時など、犬は緊張や不安を感じた時にもウルウルした目になります。「なにが起こるんだろう!?」と緊張でまばたきが減ってしまい、目がうるんでしまうのでしょう。
また、うるんだ目で飼い主を見つめ抱っこしてもらった経験がある犬は、わざと同じ表情をすることもあるようです。
常にウルウルしている時は病気の可能性も
犬が目をウルウルさせている様子は可愛いですが、常に目がうるんでいる、涙が明らかに多いなどの場合は病気の可能性があります。
目にトラブルがある場合、涙以外に次のような症状が見られます。
- 目ヤニが増える
- 目をこする
- まばたきが増える
- 目をしょぼしょぼさせる
このような目に起きるトラブルには、主に以下のような原因が考えられます。
- 角膜炎
- 結膜炎
- まぶたの炎症
- 異物の混入
なお、長毛の犬種は目に毛が入りやすく炎症を起こしやすいので、手入れを特にしっかり行うようにしてください。
また、涙の通り道である涙点や鼻涙管が塞がると、涙が止まらなくなることもあります。涙点や鼻涙管が詰まる原因として、「先天的な閉塞」「腫瘍」「炎症」等が考えられます。
目の病気は、放置して症状が悪化すると失明する恐れもあります。涙が多いなどの気になる症状があれば、早めに動物病院へ行くようにしましょう。
まとめ
『犬の目がウルウルしている時の4つの気持ちと病気の可能性』についてご紹介しました。
涙が多い場合は病気の可能性もありますので、目をウルウルさせる状態に異変を感じたらすぐに病院で相談できるようにしておきましょう。
ウルウルした目の犬に対し、人間がおやつをあげたり構ったりすることで、犬がわざと目をうるませて見つめる「あざと可愛い」行動を取る場合もあるのでしょう。ウルウルした目で可愛く見つめられても、愛犬を甘やかし過ぎないように気を付けてくださいね。