犬が「撫でるのやめないで」と言っている時のサイン3つ
犬と暮らしている方であれば、1日に1回は必ず愛犬を撫でるのではないでしょうか？大好きな飼い主さんに撫でてもらって幸せな気分になっている時に、ふと手をとめられると「もっと撫でて♡」と言わんばかりの仕草をすることはありませんか？
こんな時の愛犬の気分は基本的に「甘えた気持ちの催促」になることが多いと思います。可愛らしいいくつかのサインを確認していきましょう。
1.前脚でチョンチョン
愛犬の「撫でるのやめないで」のひとつめのサインは、前脚でチョンチョンと飼い主さんの体に触ってくること。飼い主さんの手がとまったことに気づいたとたん「どうしたの？」「もっと撫でて」という気持でチョンチョンしているはず。
撫でてほしい気持ちが伝わってくるこの可愛らしいサインは、構ってほしい時やオヤツが食べたいなど、要求がある時にも見られる仕草でもあります。もちろん大好きな飼い主さんに甘えたいという気持の表れでもあるので、愛しい仕草のひとつだと思います。
2.体をすり寄せてくる
猫のように体をすり寄せてくるのも「撫でるのやめないで」のサイン。「撫でてほしくてたまらない！」という気持を感じる主張の強いサインですが、どうやら甘えん坊な性格の個体に多く見られる仕草のようです。
犬が体をすり寄せてるのは子犬が母犬に甘える時の行動のひとつでもあります。飼い主さんを本当の母犬ように慕っている証になりますね。また単純に体が痒くてする寄せてくることも。皮膚炎などのトラブルがないかチェックしてあげましょう。
3.ハッと見つめる
愛犬の体を撫でている時にピタリと手をとめると、ハッと見てくることはありませんか？これも「なんでやめるの？」「もっと撫でてて」のサインだと思います。
撫でている最中に何気に手を止めるとクルッと振り返り見つめ、撫でるのを再開すると安心するかのようにまた前を向いてくつろぎ始めるなど、愛犬からの熱い視線も「撫でるのやめないで」の催促のひとつのサインになります。
犬を撫でることのメリットは？
愛犬を撫でる、またマッサージするなどのスキンシップは単純に愛犬が心地良いだけではなくたくさんのメリットがあります。
1.ストレスが軽減できる
犬は本来、群れの仲間達と生きる動物。愛犬にとって飼い主さんは信頼できる群れの仲間であり母犬のような存在です。
大好きな飼い主さんに体を撫でてもらうことで安心感やリラックスした気分を味わえるよう。犬は撫でてもらうことでくつろいだ時間を過ごすことができるのでストレスの軽減に繋がっているようです。
また愛犬を撫でることで飼い主さん自身もストレス軽減に繋がっているのだとか。愛犬を撫でることで愛情ホルモンとも呼ばれるオキシトシンが分泌され、ストレスの緩和に繋がると言われています。
また、このオキシトシンには信頼関係を深めるという働きもあるため、愛犬との絆を深める効果も期待できます。
2.犬が触られることに慣れる
人に飼われている多くの犬が日頃は飼い主さん家族と接する時間がほとんどかと思います。しかしそんな犬でも、動物病院やトリミングに行く時など、どうしても他の人と接する機会もあるはず。
日頃から飼い主さんがたくさん愛犬のことを撫でてあげることで「人に触れられることは良いことだ」と認識してくれる可能性があります。日常的に愛犬とスキンシップたくさんとって、知らない人に触れられることを怖がらないように慣れさせてあげましょう。
3.愛犬の健康チェックができる
毎日の習慣のように愛犬を撫でることで自然と体の健康チェックもできるはず。皮膚や被毛、関節などに異常はないか小さな変化も早い段階で気づいてあげることができます。気になる変化があった時は獣医さんに相談してみましょうね。
まとめ
犬の「撫でるのやめないで」のサインは胸がキュンとなってしまうほど可愛らしいものが多いですよね。
しかも撫でるなどのスキンシップは、愛犬にとっても飼い主さんにとってもメリットがいっぱいです。信頼関係も築きやすくなりますので、毎日積極的に撫でてあげましょう！
