寒がりな犬に効果的な寒さ対策5つ
全身を毛で覆われている犬は寒さに強いイメージを持たれがちですが、実際は寒がりな犬は結構多いですよね。
特に、次のような種類の犬は寒さに弱いといわれています。
- 下毛がないシングルコートの犬
- 子犬
- 高齢犬
- 毛が短い犬
これらの犬以外でも、震える、丸くなって眠るなど寒がっている様子が見られたら「寒さ対策」をしましょう。
効果的な寒さ対策をご紹介しますので、愛犬に合ったものを選んでください。
1.エアコン
寒さ対策として最もおすすめなのがエアコンです。
エアコンは部屋全体を暖めてくれますし、犬がいても安全に使うことができます。
電気代はかかってしまいますが、冬の間は犬のために付けっぱなしという人も多いようです。
2.湯たんぽ
湯たんぽも寒さ対策に効果的なアイテムです。
電気代がかからず、暑くなれば犬が移動し温度を自分で調節できるのがメリットです。
お留守番の時にも安心して使うことができるでしょう。
3.ホットカーペット
ホットカーペットは、犬が寝そべることで体全体を温めることができます。
リビングに敷いておけば、飼い主も一緒に暖を取ることが可能です。
最近では、ペット用の小さいサイズで電気コードにカバーがある商品も多く販売されています。
4.服を着せる
お散歩時の寒さ対策は、犬に服を着せるのがおすすめです。
寒さに弱い種類の犬には必須ともいえます。
5.ペット用ヒーター
寒さ対策として、ペット用ヒーターを使うのも良いでしょう。
ペット用ヒーターは、こたつのような形やマット状で売られているタイプが多いようです。
寒さ対策をする時の注意点
寒さ対策をする時には、いくつか注意点があります。注意を怠ると犬が危険に晒されたり、家を失うという大惨事になることもあるのです。
注意点をしっかりチェックして、安全に寒さ対策をしてください。
暖房器具による火傷
触れると火傷をするタイプの暖房器具を使う場合は、犬が近づかないように柵をつけるなどして対策してください。
湯たんぽやホットカーペットでは、犬が気づかないうちに低温火傷をする恐れがあります。
必ず犬が熱さから逃れられるスペースを作るようにしましょう。設定温度も高くしすぎないように注意が必要です。
高齢犬はジッとしていることが多く温度にも鈍感になるため、飼い主が位置を変えて火傷を防いであげてくださいね。
電気コードをかじって感電する
電化製品で寒さ対策をする時は、犬が電気コードをかじらないように注意が必要です。電気コードをかじると感電して内臓に大きなダメージを負い、最悪の場合は死に至ります。
電気コードにはカバーを付ける、隠すなど工夫して愛犬を守りましょう。
火事
ペットヒーターやホットカーペット、または人間用のヒーターやストーブを寒さ対策として使う時は火事に気をつけてください。
犬が電気コードをかじる、おしっこをかける、ストーブを倒すと火災が発生することがあります。
このようなアイテムを使う時には、必ず飼い主の目が届く場所で使用するようにしましょう。
お留守番の時は、エアコンや湯たんぽを使うことをおすすめします。
まとめ
冬になって愛犬が震えていると、なんとかしてあげたいと思うのが親心。実際、寒い状態が長く続くのは犬にとってストレスですし、体調不良の原因にもなります。
冬は室温23〜26℃くらいが犬にとって快適だといわれていますが、愛犬の様子を見ながら調節してください。
愛犬の状況に合わせることが、寒さ対策のコツです。しっかり対策をして寒い冬を乗り越えましょう！
