捨てられて…身を寄せ合って…差し伸べられた手
通報・発見
1年以上前に道路に捨てられた4匹の小型犬の保護依頼がありました。ロスアンジェルスの保護団体Hope for Paws がかけつけると、通報者はすでに自宅の敷地内に犬たちを確保していてくれました。
犬たちは突然やってきた職員に少し警戒気味です。
保護
字幕では悲しい事実が伝えられます。「最近、ペットを捨てる人が増えてきました。」新型コロナの流行でステイ・ホームを強いられた人の中には、寂しさや不安、不満をまぎらわすために、よく考えず安易にペットを飼い始めた人がいます。
その中には、規制緩和で不安が解消されたり、飼ってみたら思った以上に大変だったというので、ポイッと捨ててしまう人もいるようなのです。手元にしばらく置いておく新しいおもちゃ、必要なくなったら捨てるおもちゃ。
やるせないですね。
さて最初の1匹は、抵抗せずにケージに入ってくれました。
扉を閉めてしまえば多分逃げ道はないし、がばっといつかまえてしまうこともできると思いますが、職員はあくまでもやさしく、時間をかけて犬たちに接します。当然その方が犬との信頼関係を築きやすいですね。
1匹ずつ丁寧に対応して、なるべく静かに進めていきました。この子は緊張で震えていましたが、そっとうながされてクレートに入りました。
やさしく、丁寧に。
「怖がらないで」と心に念じながら。そして4匹の保護が完了しました。
ケア
病院ではまず体を洗います。小さな「フェイ」震えているね。ちょっとのがまん、がんばれ!
次に「ヴァイタ」
その次は「キッツィ」
そして「ジュリエット」です。このあとみんな健康診断を受け、健康!のお墨付きをもらいました。よかった!1年以上世話してくれた人のおかげです。
みんな一緒に待っている
健康診断が完了した頃には、4匹の緊張はやっとほぐれて、シッポを振るようになりました。
その後の一時預かり施設でも、職員を見上げながら一緒に散歩している様子が。一時的な気分だけでおもちゃとして飼うのでなく、命を愛し、預かると深い理解のある家庭に、1日も早く引き取ってもらえますように。
動画を見ることは保護活動支援につながります。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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