犬と過ごす年末年始の備えで知っておくべきことを
1.年末年始は誤飲誤食が増える
犬と過ごす年末年始の備えで知っておくべきことは、「誤飲誤食が増える!」ということです。
- クリスマスツリーの飾りを食べちゃった!
- 出しっぱなしにしていた物を食べちゃった!
- 物を落として割って肉球を切っちゃった!
- 子供のおもちゃを食べちゃった!
- 人間の食べ物を大量に食べちゃった!
年末年始に動物病院へ運ばれてくる犬には、こういった誤飲誤食が多いとされています。
クリスマスツリーの飾りを食べちゃう犬っていますよね。小さな飾りなので口に入れやすいです。そして、飼い主が「ダメー!」と声を上げたことに驚いて飲み込んでしまいやすいです。
年末の大掃除で、処分する物など、物を出しっぱなしにすることが増えますよね。飼い主が片付けや掃除をしている間、犬はとーっても退屈します。退屈しのぎに物を口に入れて遊んでしまい、そのまま飲み込んでしまうことがあります。
年末の大掃除で捨てようと思って出しっぱなしにしがちな食器類や割れやすい物にも注意が必要です。
小さい子供が遊びに来ることもあると思います。リビングにおもちゃが転がっているのではないでしょうか。年末年始を楽しむためのお菓子やスイーツ、豪華なお料理の数々にも十分な注意をしましょう。
2.年末年始は高齢犬の急な体調不良が増える
犬と過ごす年末年始の備えで知っておくべきことは、「高齢犬の急な体調不良が増える!」ということです。
冬の寒さや冷たさが体に堪え、持病による症状が悪化したり、安定していた症状が突然起ったりすることがあるようです。
普段は健康で元気な高齢犬にも起こり得ます。よく晴れた暖かい日と、曇りや雨の日では寒暖差がありますし、雪の降る日はうんと冷え込みます。体調を悪くしやすい原因です。
処方されているお薬は、年末年始を迎える前にいつもより多めに処方してもらっておく、という備えをするとよいと思います。動物病院にも医薬品関係先にも年末年始のお休みがあるためです。
3.年末年始は旅行先でのトラブルが増える
犬と過ごす年末年始の備えで知っておくべきことは、「旅行先でのトラブルが増える!」ということです。
- 長時間の車移動で酔う(嘔吐する)
- 慣れない環境で胃腸の調子が悪くなる(嘔吐する下痢をする)
- 怪我をする
- 迷子になる
このようなトラブルが起きやすいです。
初めての長時間の車移動をする時は、年末年始の前に動物病院で酔い止めを処方してもらう備えをするのがおすすめです。また、こまめに休憩をしながら移動しましょう。
慣れない環境で胃腸の調子を悪くし、消化不良を起こすなど、嘔吐や下痢をすることがよくあります。下痢止めなど、頓服を処方してもらうのがおすすめです。
また、旅行先で怪我をしてしまった時のための備えは、宿泊先や観光先の近くにある動物病院を調べておくことです。営業しているかどうかも確認しなければなりません。
迷子になってしまう犬も多いです。首輪やハーネスには、迷子札・鑑札・注射済票を付けておくようにしましょう。
まとめ
犬と過ごす年末年始の備えで知っておくべきことを3つ解説しました。
- 年末年始は誤飲誤食が増える
- 年末年始は高齢犬の急な体調不良が増える
- 年末年始は旅行先でのトラブルが増える
とくに注意しなければならないこと、備えで知っておくべきこと、対処法など、年末年始を愛犬と楽しく安全に過ごすためにお役立ていただけると幸いです。