犬にとって危険な「暖房の使い方」3選!ダメな理由と正しい使い方

犬にとって危険な「暖房の使い方」3選!ダメな理由と正しい使い方

『犬にとって危険な暖房の使い方』についてまとめました。なぜダメなのか、どのような危険なことが起こるのか、犬に安全な暖房の正しい使い方を解説します。

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記事の監修

大阪府立大学生命環境科学部獣医学科卒業。その後、約10年に渡り臨床獣医師として動物病院に勤務。予防医療、行動学、老犬の介護問題に興味を持っています。正しい知識と情報を多くの方に伝えたいという思いからWEBライターとして動物関係の記事を執筆しています。

犬にとって危険な暖房の使い方

白いヒーターの前でブランケットをかぶった犬

「犬だって寒かろう」と、愛犬のために暖房を使うという飼い主もいらっしゃるのではないでしょうか。

人間の体温を36℃とした時、犬の体温は2℃~3℃ほど高いため、私たちよりもずっと寒さに強いです。しかし、ダブルコートのもふもふな犬種でも寒がりな犬はいますし、短毛で寒さに弱いとされている犬種でも暑がりな犬はいます。

冬は体の冷えから体調を悪くする犬も増えます。適切に安全に暖房を使うことで、愛犬の健康を守り続けたいですよね。

1.暖房の効いた部屋に閉じ込める

犬を暖房の効いた部屋に閉じ込めるのは、犬にとって危険な暖房の使い方です。

暑くなってしまった時、逃げ場がありません。そのまま暑い状態が続いた時、熱中症になってしまう危険があります。

とくに注意しなければならないのが、お留守番中です。愛犬のためにと、暖房(エアコン)をつけっ放しで出かける飼い主もいらっしゃるのではないでしょうか。

暖房(エアコン)をつけっ放しにし、部屋に閉じ込めた状態で犬をお留守番させなければならない場合には、部屋の温度管理に気を付けるとよいと思います。部屋の温度を20℃くらいに保てれば十分です。部屋に室内温度計を置いて管理するようにしてみてください。

もしも20℃では寒くなってしまった時のために、愛犬用の暖かいベッドや毛布をケージやクレートの中に入れておいてあげるとよいと思います。

2.こたつの中に長時間入り続ける

こたつの中の茶の犬

犬がこたつの中に長時間入り続けるのは、犬にとって危険な暖房の使い方です。

飼い主に無理やり出されるまで、いつまでも入り続けてしまうことがあります。そうすると、脱水症状になってしまう危険があります。脱水症状になってしまった時、体を思うように動かせず、自力ではこたつから出られなくなってしまうことがあります。そのままでは命にも関わる事態です。

また、こたつの上部の真ん中にあるヒーターの下は、犬が低温火傷を起こしやすいです。横腹の部分の被毛がチリチリになった、という飼い主がいらっしゃったのですが、被毛が少し焼けてしまったのだと思います。

犬がこたつの中に入る時、全身入ってしまうことがほとんどですよね。飼い主の横に寝かせ、こたつの中におしりを入れるようにし、体にはこたつ布団をかけてあげるとよいと思います。

犬は冬になると水を飲む量が減ります。水分が不足しやすいです。普段から水を飲む量に気を付け、こたつに入った後は水分補給をするように促してあげてください。

3.ストーブやヒーターの前で暖を取らせる

犬にストーブやヒーターの前で暖を取らせるのは、犬にとって危険な暖房の使い方です。

必要以上に近づいてしまった時、大火傷を負ってしまう危険があります。よくあるのが、お散歩から帰宅した直後です。犬も手足は冷えます。体も冷えますし、体温も下がります。すぐに温めようとして、ストーブやヒーターの前に座らせたり、犬も自ら座ったりすることがあるのではないでしょうか。

ニオイを嗅ごうとして、鼻先を火傷してしまった犬もいます。被毛を焼け焦がしてしまった犬もいます。火傷で皮膚がただれてしまい、病院で治療を受けた犬もいます。冬になると、暖房器具で火傷をし、病院へ運ばれてくる犬が増えるのだとか…。

犬のいる部屋でストーブやヒーターを使う時は、ストーブガードを設置することをおすすめします。犬が必要以上に近づくことを防ぐことができます。

まとめ

ストーブの横で横たわる大型犬

犬にとって危険な暖房の使い方を3つ解説しました。

  • 暖房の効いた部屋に閉じ込める
  • こたつの中に長時間入り続ける
  • ストーブやヒーターの前で暖を取らせる

寒い季節、暖房を使っている間も、犬が長時間過ごす部屋では、必ずこまめな換気をするようにしましょう。

石油やガスを使用した暖房器具を使う時、換気無しでは犬が一酸化炭素中毒になる恐れがあります。十分な注意が必要です。

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