シニア犬にしてはいけない「散歩の仕方」2選!絶対ダメな理由と安心な方法

シニア犬にしてはいけない「散歩の仕方」2選!絶対ダメな理由と安心な方法

犬にとって散歩は、心身を充実させるために必要なものです。しかし、シニア犬の場合は、散歩の仕方によって大きな負担をかけてしまうことも…。ここでは、シニア犬の安全で快適な散歩について解説します。

お気に入り登録
SupervisorImage

記事の監修

大阪府立大学生命環境科学部獣医学科卒業。その後、約10年に渡り臨床獣医師として動物病院に勤務。予防医療、行動学、老犬の介護問題に興味を持っています。正しい知識と情報を多くの方に伝えたいという思いからWEBライターとして動物関係の記事を執筆しています。

1.若い頃と同じように散歩をする

散歩中のMダックス

犬のシニア期の目安はあるものの、ある日突然「シニア犬」になるわけではないので、愛犬が年老いてきていることを実感できない飼い主さんも少なくありません。

そんな中で、いつも通り散歩をしていると、少しずつ「歩くのが遅いな」「今日は疲れるのが早いな」などと感じることが出てくると思います。

このようなことを感じたとき、犬がシニア期に入っている場合は、やはり加齢による体力や筋力の低下が原因となっている可能性を考えてみてください。ただし、いつからシニアになるか、いつから体力が低下するかということについては、個体差もありはっきりとしないところがあるので、日々の愛犬の様子を見て判断しなければなりません。

そのため、いつも通りの散歩をして今まで以上に疲れている様子などが見られたら、散歩時間を少し短くしたり運動の内容を変えたりするなどの配慮をしましょう。

愛犬の体に負担をかけてしまわないように、無理に速いペースで歩かせたり、過度な運動をさせたりしないようにしてください。

2.リードを強く引っ張る

リードを引っ張られている犬

犬がシニアになると、足腰が弱くなり、若い頃と同じようなスピードで歩くことがむずかしくなります。しかし、シニア期に入りたての犬の場合、立ち止まったりゆっくり歩いたりしても、それが加齢によるものだとは飼い主さんが気がつかないこともあるのです。

そのため、「早くおいで」「もっと早く!」など、飼い主さんがリードを引っ張ってしまうこともあると思います。しかし、年齢を重ねて早く歩けなくなった犬を、無理やり引っ張ってしまうと、踏ん張りが効かずに転倒してしまうことがあります。

さらに、シニアになって筋肉が減り、外的な刺激に弱くなった頸椎や呼吸器官を痛めてしまうことも考えられます。

思わぬ怪我やトラブルを引き起こさないように、シニアになったら犬のペースに配慮して散歩をすることが大切です。

シニア犬の散歩の安心な方法とは

カートに乗っている犬

ではここからは、シニア犬を散歩させる際に安心な方法について解説します。

こまめに休憩を取る

シニア犬と散歩をするときに大切なのは、決して無理をさせないことです。愛犬のペースに合わせて歩き、こまめに休憩を取るようにして、体に負担をかけすぎないように適度な運動をするように心がけましょう。

また、「年齢を重ねたら運動は必要ない」と考えて散歩に行かなくなる飼い主さんもいますが、それもまたNGです。運動をしなくなるとさらに筋力や体力が低下して、一気に体が弱ってしまいます。

体力・筋力維持のためにも、無理のない範囲で運動をして健康的な体づくりをすることは、とても大切なことなのです。

さらに、外に出て空気を吸い、色々なものを見たり音を聞いたりすることは、犬の精神を安定させるために役立ちます。

洋服で体温調節をする

シニア犬になると、体温調節が上手にできなくなってしまうことがあります。そのため、若いとき以上に、散歩時の体温調節には気を配らなければなりません。

暑い季節には地面の熱が下がってから散歩に行くようにしたり、水で濡らした洋服を着せて行ったり、水をこまめに飲ませたりするといいでしょう。

反対に、寒い季節には室内との気温差で心肺機能に負担をかけないように、防寒具を着せてあげましょう。

歩行補助ハーネスやカートを利用する

シニアになって自力で歩いたり排泄時に体を支えることに大きな負担を感じるようになったら、動きを補助するアイテムを利用することも検討しましょう。

基本的には自分で歩き、排泄時や段差などでサポートしたい場合は補助用ハーネスがおすすめです。

また、長い距離は歩けないから公園内だけゆっくり散策したい、歩くのは大変だけど外の空気を吸わせてあげたい、という場合は、ドッグカートを活用してみてください。

まとめ

散歩する高齢犬

この記事では、シニア犬にNGな散歩の仕方とそれがダメな理由と安心な方法を紹介しました。

愛犬がシニアになるのは、日常の延長線上にあることなので、なかなか気がつかないものだと思います。

犬の年齢やライフスタイルに合わせて散歩の質や量を変えられるように、散歩中の様子や散歩後の疲れ方などを日々観察しておくことをおすすめします。

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。