寒さに弱い犬はどのような特徴があるの？
犬は犬種によって特性や体質が異なります。寒さに強い犬もいれば、寒さに弱い犬もいます。以下のような特徴を持つ犬は寒さに弱い傾向が強いため、冬場は防寒対策が必須です。
- 原産地が寒い地域ではない犬
- シングルコート犬種
- 小型犬
- 短毛の犬
- スムースコート犬種
中でもシングルコート犬種と呼ばれる犬種は、ダブルコート犬種に比べて被毛が1枚少ないため、寒さへの耐性が低い傾向が強いです。
散歩に行くときは防寒用に服を着せてあげたり、室内でも暖房器具で部屋をしっかり暖めながら、ペット用ヒーターやブランケットを用意するなど防寒対策をしましょう。
寒さ対策で服を着せる必要がある犬種5選
寒い冬に散歩へ行く場合、寒さに弱い犬は寒さ対策のために服を着せる必要があります。では、どのような犬種が寒さ対策のために服を必要としているのでしょうか。
1.チワワ
犬の中でも最も小さな犬種として知られるチワワは、メキシコ原産の犬種ということもあり、寒さに非常に弱い犬種です。体が小さいことも寒さに耐性のない理由の1つでしょう。
また、チワワにはさまざまな種類がいますが中でもスムースコート犬種は寒さに弱い傾向があります。しっかり洋服を着せ、必要であれば帽子を被るなど徹底した防寒対策が必要です。
2.トイプードル
トイプードルはふわふわとした暖かそうな被毛を保つため、一見すると寒さに強そうに見えます。しかしシングルコート犬種である上、体が小さいので寒さにはとても弱いのです。
シングルコート犬種の場合、保温性のあるアンダーコートがない分、熱を体内にとどめておくことが難しいと言われています。しっかり防寒用の服を着せて熱を逃さないように対策してあげましょう。
3.ヨークシャーテリア
ヨークシャーテリアも寒さに弱い犬種として知られています。シングルコート犬種であるだけでなく被毛自体がとても細いため、なかなか熱をとどめておくことが難しいのです。
そのため服を着せるなどの防寒対策はもちろん、トリミングサロンに連れていく場合は、夏場よりも2〜3cm長く毛を残してカットしてあげる必要があります。
4.イタリアングレーハウンド
細く長いモデルのような美脚を持つイタリアングレーハウンドは、犬の中でも特に毛の長さが短く、見るからに寒さに弱そうな体質を持つ犬種です。
小型犬ということもあり体温調節もしにくく、冬場は室内であっても服を着せて防寒対策をしてあげる必要があります。夏場も冷房の効き過ぎた部屋には要注意です。
5.ミニチュアピンシャー
ミニチュアピンシャーも全身の毛が短く、小型犬という寒さに弱い特徴を多く持った犬種です。体温調節がしにくいという点も注意が必要ですが、ミニチュアピンシャーの場合は耳の凍傷にも注意が必要です。
防寒用の服を着せてあげることはもちろん、散歩の時間帯を比較的気温が高い時間帯に変更したり、服はフードがついたものを選んであげるなどの配慮も重要でしょう。
まとめ
いかがでしたか。冬は一気に気温が下がり冷え込むため、犬によっては室内外問わず、しっかりとした寒さ対策が求められます。なるべく暖かい格好で散歩に連れていくためにも、今から防寒用の服を準備してあげましょう。
