犬同士がなかなか仲良くできない理由
1.他の犬との付き合いが少ない
犬同士がなかなか仲良くできないのは、他の犬との付き合いが少ないからです。
他の犬と、どのようにして付き合えばいいのかを知らないのです。挨拶の仕方も分からなければ、遊び方も分からないという犬もいます。
子犬の社会化期の時、他の犬と会う機会が極端に少なかったのではないでしょうか。母犬や兄弟姉妹犬とあまりにも早く引き離されたということもよくあります。
関係を良好にするコツは、仲良くさせたい犬同士を頻繁に会わせることです。挨拶の仕方や遊び方、付き合い方が少しずつ分かってくると思います。
また、他の犬との付き合いが上手な犬に会わせるという方法もおすすめです。その犬から、他の犬との付き合い方を学ぶことができるはずです。
2.犬見知り
犬同士がなかなか仲良くできないのは、犬見知りだからです。
もともとの性格が臆病なのかもしれませんし、子犬の社会化期を充実して過ごせなかったことが原因かもしれません。神経質な性格の犬も犬見知りしやすいとされています。
犬同士でスキンシップやコミュニケーションをすることに対して、不安や緊張や恐怖を感じやすいのだと思います。
関係を良好にするコツは、積極的にお散歩に行くことです。ドッグランはとくにおすすめします。少し慣れてきた頃には、イベントに参加するのもよいと思います。
3.独占欲が強い
犬同士がなかなか仲良くできないのは、独占欲が強いからです。
おもちゃを取り合って喧嘩。くつろぎ場所を巡って喧嘩。飼い主を独り占めし合って喧嘩など、独占欲が強いことが仲良くできない原因になることはよくあります。
多頭飼いの犬がなかなか仲良くできない場合、先住犬が嫉妬し、独占欲が強くなってしまったことが喧嘩の原因になることもあります。
関係を良好にするコツは、愛犬の目の前で他の犬を可愛がらないこと、なるべく先住犬を優先することです。
お友達犬を作ってあげたい場合、独占欲の強い犬同士ではない方が仲良くなれると思います。
4.相性が悪い
犬同士がなかなか仲良くできないのは、ただ単純に相性が悪いからです。
相手のことが気に入らないのです。同じ空間にいることさえも不快で仕方がないのです。人間同士でも同じようなことがありますよね？
相性を見極めることは難しいようにも感じられますが、いつまで経っても仲良くなれない様子なのであれば、相性が悪いんだな…と判断してよいと思います。
関係を良好にするコツは、相性のよい相手を見つけてあげることです。色んな犬と出会うことができるよう、お散歩やドッグランに行く、イベントに参加するなど、積極的に行動してみてはいかがでしょうか。
5.他の犬に興味がない
犬同士がなかなか仲良くできないのは、他の犬に興味がないからです。
おもちゃを奪い合って喧嘩するわけでもなく、おもちゃを一緒に追いかけるわけでもない。他の犬を威嚇することもないけれど、近づこうとする気配もない。そんな犬もいるのです。
一方で、人と遊ぶのは大好き！めちゃくちゃ社交的でフレンドリー♡という犬もいますよね。他の犬には興味がないけれど、人が大好きだという犬は決して少なくないものです。
関係を良好にするコツですが、喧嘩や争いをしないのであれば、無理に犬同士を仲良くさせる必要はないと思います。
人が大好きなのであれば、人の友達をたくさん作ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
犬同士がなかなか仲良くできない理由を5つ解説しました。
- 他の犬との付き合いが少ない
- 犬見知り
- 独占欲が強い
- 相性が悪い
- 他の犬に興味がない
我が家の愛犬たちも最初から仲良くできたわけではありません。時間をかけて少しずつ良い関係を築いていってくれたと感じています。
飼い主はあれこれ手を貸してあげたくなるかもしれませんが、放っておいても犬同士で少しずつ歩み寄っているみたいです。
