換毛期が大変!『抜け毛が最も多い犬種』3選
犬は抜け毛が多いと言われていますが、犬種によって抜ける毛の量は大きく異なります。特にダブルコート犬種と呼ばれるアンダーコートとオーバーコートの二層構造となっている犬種は、換毛期になると大量に毛が抜けるため、適切なケアや部屋の掃除が必要になります。
ここでは、犬の中でも特に抜け毛の量が多いと言われる犬種を紹介します。他にも抜け毛の多い犬種を飼っている方は、毎日のブラッシングなどお手入れを欠かさないようにしましょう。
1.ゴールデンレトリバー
抜け毛の多い犬種として有名な犬種がゴールデンレトリバーです。ふわふわサラサラとした美しい毛を持つゴールデンレトリバーは、ダブルコート犬種なので換毛期には大量の抜け毛が発生します。
体格が大きいこともあり換毛期のブラッシングでは、1回につきゴミ袋いっぱいになるほど抜け毛が出ることも珍しくありません。部屋の中でも至る所に毛が落ちているため、毎日の掃除も欠かせないでしょう。
2.シベリアンハスキー
寒い地方原産のシベリアンハスキーは、寒さから体を守るために厚いダブルコートで覆われています。そのため換毛期には抜ける毛の量も非常に多く、また1本1本の毛がしっかりしていることもあり、落ちていると目立つという意見も多いです。
実際にシベリアンハスキーを飼っている人の話では、換毛期になると1回のブラッシングでバケツ1杯ほどの量の抜け毛が出ると言います。
換毛期はもちろん、1年を通して毎日のブラッシングが欠かせません。
3.柴犬
日本の犬種の中でも柴犬は人気が高く、そしてダブルコート犬種であるため抜け毛も多いです。夏から冬にかけてやってくる換毛期には、冬毛に生え変わるため見た目が夏場よりもふっくらして見えるほどです。
しかし、この冬毛が春になると一気に抜け落ちるため、春先の換毛期で特に抜け毛の量が増えます。また、オーバーコートは1年中抜け落ちるため1年を通してブラッシングや掃除が欠かせません。
柴犬と同様に秋田犬もダブルコート犬種であり、同じような被毛の構造を持っているため、抜け毛の量がとても多い犬種として知られています。
抜け毛が多い犬種の対処法やケア方法は?
抜け毛が多い犬種を飼っているご家庭では、どのような対処法が効果的なのでしょうか。また、抜け毛が多い犬種は特に意識すべきケア方法があるのでしょうか。
1.換毛期は特に念入りにブラッシングを行って
犬の換毛期は、春と秋の年2回訪れます。この時期は他のシーズンに比べても抜け毛が多くなるため、毎日欠かさずブラッシングを行ってあげましょう。
毎日ブラッシングすることで床に抜け落ちる毛の量を減らすことができるので、掃除の手間が軽くなります。また、抜け毛が絡まり合って毛玉になってしまうことを防いだり、皮膚病予防にも役立つので毎日欠かさず行いましょう。
2.シャンプーやトリミングで抜け毛を減らす
シャンプーを他のシーズンより頻度を高めに行ったり、トリミングサロンに連れていき、毛をあらかじめカットしてもらうことで抜け毛の量を減らす方法も有効です。
部屋の掃除が楽になるだけでなく、皮膚病予防や抜け毛予防などの効果のあるシャンプーを使うことで、愛犬への負担を軽くすることもできるでしょう。
3.部屋に落ちる抜け毛はコロコロやフローリングワイパーを活用
換毛期のダブルコート犬種から大量の毛が抜け落ちてしまうのは仕方のないことです。ただし、床に抜け落ちた毛を掃除機やルンバで吸い取ろうとすると、毛が絡まり故障の原因となったり、あまりにも量が多いため吸い取りきれないという事態が発生することも…。
そのため、換毛期には掃除機などを使うのではなく、粘着式のコロコロやフローリングワイパーなどを活用して掃除することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか。犬の中でもダブルコート犬種は換毛期の抜け毛の量がとても多いです。毎日のブラッシングはもちろん、事前にサロンで毛をカットしてもらったり、シャンプーをしてもらったりすることで、抜け毛の量を減らす対策を実践してみましょう。