1.動きを目で追う
愛犬と室内で一緒にいるとき、愛犬から寄せられる熱い視線が気になったことはありませんか?
特に何かアクションを起こしてくるわけではないけれど、とにかくじーっと見つめられて目で追われている…。監視されているような気分になってしまうかもしれませんが、そうではありません。
この行動はわんこがあなたを大好きだからこそ「一挙手一投足を見逃さない!」「常に動向を把握しておいて一緒にいたい!」と思うゆえの健気な行動なのです。ただ注意したいのは、文字通り「監視」されている場合もあるということ。
信頼関係がない場合には「こいつはいつ何をするかわからないから目を離せない」と警戒されて見つめられている可能性もあるので、どちらであるかは普段の行動や反応などからしっかり見極める必要があります。
2.お尻をくっつける
相手に背中やお尻を向ける行為は人間界では失礼なものと捉えられがち。そのためわんこが自分にお尻を向けたりお尻をくっつけてきたりすると「失礼なやつだな」と思ってしまうかもしれませんが、実はこれ、嫌いな人には絶対にしない行動なんです。
背中やお尻を見せるということは相手に「攻撃する隙」を見せているのと同じ。それだけに信頼できない人や敵視している相手には背中やお尻を向けることはありません。
いわゆる「背中を預けられる関係」と認識されていると考えるとわかりやすいかもしれませんね。
3.お腹を見せる
床にコテンと仰向けになってお腹を見せる「ヘソ天」は、かつてはリーダーと認めた相手にだけ見せる服従のサインと考えられていましたが、現在では服従だけでなく親愛のサインでもあると考えられています。
言うまでもなく「お腹」は大事な急所の1つ。そこをさらけ出すということは「この人は絶対に自分に危害を加えることはない」という信頼の証であり、「この人には自分の弱みを見せても惜しくない」という親愛の表現でもあるのです。
わんこがお腹を見せてくれたら、喜んで撫でてあげましょう。
4.「ヒコーキ耳」になる
立ち耳のわんこ限定の行動にはなりますが、耳をペタッと横倒しにするいわゆる「ヒコーキ耳」もとてもわかりやすい大好きサインです。まるで頭を撫でやすくしてくれているかのようですが、この行動にはしっかりした理由があります。
それは耳を倒すことで頭を丸く見せ、子犬のように見せること。「ぼくは子犬のように小さくて弱い存在だから、あなたがいないとダメなんですよ!」とアピールして甘えているのです。
更に実は「お父さんにはヒコーキ耳をするのにお母さんにはしない」といった具合に、家族の中ですら見せる相手を選ぶほど、究極の大好きサインでもあるんです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?自分にしか見られない愛犬の特別な姿、自分しか知らない特別な行動があると思うと嬉しいですし、「大好き」と思ってもらえていることはとても光栄に感じますよね。
愛犬が今回ご紹介したような行動をしていたら、「自分は愛されている」と自信を持って今まで通りの関わり方を続けましょう。反対にもし「まだそこまで至っていない」ようでしたら、これまでの行動を見直す必要があるかもしれません。