1.飼い主から離れなくなる
飼い主が留守の間、寂しい思いをしていた犬は、帰宅した飼い主から離れなくなることがあります。ソファーに座る飼い主にピッタリと身を寄せたり、別の部屋へ行く飼い主の後追いをしたり、とにかくずっと側にいようとするでしょう。
このような犬は、分離不安である可能性が高いです。お留守番をさせた直後は、スキンシップを取って優しく声をかけて安心させてあげてください。少しずつで良いので、飼い主がいなくても安心して過ごせるように、練習していきましょう。
2.イタズラをする
犬は寂しかったことを飼い主に伝えるとき、普段しないようなイタズラをすることがあります。多くの犬は、ゴミ箱を漁ったり、トイレをわざと失敗したりするなどの行動を取るでしょう。
寂しさからイタズラをする時は、犬は次のような気持ちを抱いています。
- 飼い主への不満
- ストレスを発散したい
- かまって欲しい
犬を長時間お留守番させたり、あまり構っていない時にイタズラをされたら、叱らないであげてください。叱ってしまうと、犬は飼い主に理解してもらえないストレスから、さらにイタズラを重ねる可能性があります。
イタズラの後始末は淡々と行い、犬が安心できるように接してあげると良いでしょう。
3.上目遣いで見つめてくる
話すことができない犬は、アイコンタクトで人間に感情を伝えようとします。これは動物の中でも犬特有の習性だといわれています。
寂しさを飼い主に伝えようとしている時には、犬は少し離れた場所から、上目遣いにジッと見つめてくるでしょう。その時の犬の目はとても悲しそうな、寂しそうな眼差しをしているはずです。
犬が寂しそうな目で見つめてくる時には、名前を呼んで、かまってあげましょう。もしかしたら、へそを曲げて無視をする犬もいるかもしれませんが、オモチャやおやつを与えて楽しい気分にさせてあげてください。
4 .帰宅した飼い主を大喜びで歓迎する
お留守番で寂しい思いをしていた犬は、飼い主が帰宅すると大喜びで歓迎してくれるでしょう。「寂しかったよ!!!」と飼い主に飛びついて、顔を舐めたり、キュンキュンと鼻を鳴らして感情を伝えてくるはずです。
犬が歓迎してくれるときには、お留守番できたことをほめて、たくさん撫でてあげましょう。
まとめ
愛犬が『寂しかったよ』と飼い主に伝えてる時の仕草や態度4選をご紹介しました。
犬は昔から群れで暮らしていた動物です。現代でも、犬は「飼い主と一緒にいたい」と思っていることでしょう。飼い主も、できることなら可愛い愛犬とずっと一緒にいてあげたいですよね。
しかし、24時間愛犬と一緒にいるというのは、現実には難しいことです。ストレスを少なくお留守番をする練習も大切ですが、どれだけお留守番が得意な犬であっても、飼い主がいない時間は寂しい気持ちを感じていることでしょう。
重要なのは、愛犬の感情をよく理解することです。愛犬が寂しかったという気持ちを伝えてきた時には、たくさん触れ合って安心させてあげてくださいね。