1.フードボウル下に敷くマットに
ペットシーツは排泄時だけでなく、食事のときにも活用できます。ペットシーツは水分をしっかりと吸収して外に逃さないので、水を飲むときやご飯を食べるときにフードボウルに下に敷いておくと床の清潔を守れます。
特に水分量の多い手作り食やウェットフードを与える場合、ガツガツと食べるとどうしてもフードボウルの周囲に飛び散ってしまうことがあります。また、スープや牛乳など、水以外の水分を与えるときにも飛び散るとまわりが汚れるので、ペットシーツを敷いておくといいでしょう。
ペットシーツの場合は多くの水分を含んでも、裏面から染み出す心配がありません。また、汚れたら捨てればOKなので、仕事や育児などで忙しく掃除に時間をかけられないときにも便利です。
2.掃除や調理時の片付けに
ペットシーツは吸水率が高く、それをしっかりと閉じ込めて逆流させる心配がありません。さらに、ティッシュなどと比べて丈夫なので、掃除などに使ってもボロボロになりにくいのがメリットです。
生ごみや油の処理
ペットシーツには、水分を吸収するだけでなく、においを閉じ込めたり消したりする働きを持つものも多くあります。そのため、調理時に出た生ごみを捨てるときにペットシーツにくるんで捨てたり、使用済みの油を染み込ませて捨てたりすると、ごみからの悪臭を防ぐことができます。特に、においが強くなりがちな生魚をさばくときに、使用するのもおすすめです。
雑巾の代用
吸水性の高いペットシーツは水分を含んだ汚れ部分のお掃除シートにピッタリです。雑巾がけだけでは綺麗にならないような場所も、薄手で使いやすいペットシーツだとお掃除も楽チンです。
- 水やジュースをこぼした時の吸水用に
- 窓や浴室のドアのサッシの溝の掃除に
- 雨や雪で汚れた靴の下に敷いておく
グラスに入った水やジュースをこぼした時、咄嗟に布巾や雑巾で拭くと思いますが、意外と吸収してくれないですよね。ペットシーツは吸水するためのシートなので、一気に水分を吸収してくれて素早く片付けることが出来ます。
3.育児グッズの代わりに
ペットシーツは、人間の赤ちゃんのお世話にも役立ちます。ペットシーツは排泄物を処理するために、ポリマー素材が使用されていることがほとんどですが、それはおむつなどにも使用されています。そのため、赤ちゃんの排泄物の処理にもペットシーツは活躍します。
特にミルクや母乳を飲んでいる月齢の小さな赤ちゃんの場合、うんちの水分量が多めでおむつ替え時に周囲が汚れてしまうことも少なくありません。そこで、おむつ替え用のマットとしてペットシーツを敷いておくと、床やベッドが汚れるのをしっかり防いでくれます。また、外出時におむつ替えマットの代わりとして持ち歩いて、汚れた時点で使い捨てすることもできます。
さらに、寝返りをするようになった赤ちゃんは、おむつからおしっこやうんちが漏れてしまうことも多くあります。1日に何度もシーツやタオルを汚すと、洗濯も大変ですし、乾燥が間に合わないこともあるでしょう。そのようなときは、赤ちゃんのお尻の下あたりにペットシーツを敷いておいて、汚れを防ぐといいと思います。
4.万能な防災グッズに
ペットシーツは、たっぷりの水分やにおいを吸収するうえ、丈夫につくられているため、様々な使い方ができます。そのため、色々なシーンで使うことを想定して、防災グッズのひとつとして用意しておくことをおすすめします。
特に、赤ちゃんや子どものいる家庭では、おむつの代わりとして使ったり、ビニール袋と組み合わせて簡易トイレにしたりして使うことができます。また、怪我をしたときの手当てや嘔吐物の処理などにも使えます。
また、避難所生活が続く場合、寝るときにマットの上に敷いたり、食器の下に敷いたりと清潔さを保つために様々な使い方ができるでしょう。
まとめ
ペットシーツには、水分をキャッチして逃がさないポリマーシートや水を通さないポリシートが使われています。水分を吸収できるだけでなく、においも閉じ込めるので、排泄物はもちろん生ごみや油などの処理にも役立ちます。また、赤ちゃんのおむつ替えなどのお世話にも使えるため、家庭内の様々なシーンで活用できます。
ペットシーツは安く大量に購入できることも多いので、機会があればぜひ試してみてくださいね。