犬が久しぶりに会った人に見せる反応
1.控えめに「ワフッ…」と吠える
犬は久しぶりに会った人に対して「ワフッ…」と吠えることがあります。ワンッ!やギャンッ!でないのは、会ったことがあるような気もするし、見たことがあるような気もするからです。知っている人だったか…初対面の人か…と、ちょっぴり警戒しつつ、少し離れたところから久しぶりに会った人の様子をうかがっているのです。
こんな反応を見せる時は自分から近づくのではなく、その場にしゃがんであげてください。声をかけたり名前を呼んだりしてあげると、声で(あの人だ♡)と気づき、犬の方から駆け寄って来てくれると思います。
2.念入りに匂いチェックをする
犬は久しぶりに会った人に対して、念入りに匂いチェックをすることがあります。知っている人ではあるけれど誰だったかな?と、ニオイをチェックすることで(あの人だ!)という確信を得たいのです。会うのが2度目の時、まだ親しい関係ではない時、数カ月ぶりに会った時などによく見せる反応です。
口元・手・足・おしり・頭など、とにかく体の隅々まで匂いを嗅がれると思います。くすぐったいかもしれませんし、鼻水がついてしまうかもしれません。
しかし親しくしたい関係なのであれば、ぜひジッと我慢して、犬が満足するまで匂いを嗅がせてあげてください。覚えてもらえるチャンスでもあると思います。
3.嬉しくて大興奮する
犬に久しぶりに会うと、嬉しくて大興奮してくれることがあります。猛ダッシュする、くるくる回る、顔を舐める、飛びつく、スリスリするなど反応は様々です。嬉しさと大興奮のあまり、お漏らししてしまう犬もいます。よく「うれしょん」と言いますよね。
離れて暮らす家族との久しぶりの再会に嬉しさと大興奮のあまり、失神してしまう犬の動画がSNSで話題になったこともあります。会いたくて会いたくて仕方がなかった時の反応です。ちゃんと覚えていてくれたことに久しぶりに会った人も嬉しいでしょうね。
犬を興奮させすぎると、お互いに怪我をしてしまう恐れがあります。落ち着いて接してあげてください。犬を少しでも落ち着かせるために「お座り」と言ってあげるとよいと思います。
4.わざと素っ気なくする
犬は久しぶりに会った人に対して、わざと素っ気なくすることがあります。駆け寄っては来てくれるものの、しっぽもあまり振ってくれません。少しだけ匂いを嗅いでおしまいです。
きっと、なかなか会いに来てくれなかったことに少し機嫌を悪くしているのだと思います。本当は久しぶりに会えて嬉しいのですが、拗ねてしまっている気持ちから素っ気なくしてしまったのです。
このような反応を見せた時は、「なかなか会えなくてごめんね…私もすごく会いたかったよ!」という気持ちを伝えてあげてください。必ず伝わります。
5.警戒してめちゃくちゃ威嚇する
犬に久しぶりに会うと、警戒してめちゃくちゃ威嚇されることがあります。
唸られたり吠えられたりすると、この間はあんなに仲良く遊んでくれたのに…と、ちょっぴり寂しく思ってしまうかもしれません。
たった一度すれ違って挨拶をしただけの人を覚えている犬もいますし、数年ぶりに会った人をすぐに思い出せる犬もいます。しかし、全ての犬の記憶力が優れているわけではありません。
とくに犬が覚えていやすい人は、何か特別で強い印象や刺激を受けた人です。例えば、好きな匂いがした、食べ物をくれた、遊び方が上手だった、楽しませてくれたなどです。
久しぶりに会う時は、お土産におやつを持って行ってあげると強い印象や刺激を与えることができると思います。どんなおやつが良いかは、必ず事前に飼い主さんに確認してくださいね。
まとめ
犬が久しぶりに会った人に見せる反応を5つ解説しました。
- 控えめに「ワフッ…」と吠える
- 念入りに匂いチェックをする
- 嬉しくて大興奮する
- わざと素っ気なくする
- 警戒してめちゃくちゃ威嚇する
犬に久しぶりに会った時は、覚えていてくれて、嬉しそうにしてくれた時が一番嬉しいですよね♡