1位:柴犬
『やんちゃそうな犬種』の第1位は、日本人に大変馴染み深い柴犬です。
日本犬の中では最小サイズですが、かつては猟犬として活躍していた犬種のためスタミナ抜群で、活発に動き回ります。雨や雪でもへっちゃらで散歩している子が多かったりもするので、やんちゃなイメージが強いのではないでしょうか。
柴犬は長い歴史を日本人とともに歩み続け、1936年には国の天然記念物にも指定されています。縄文時代に南方から入ってきたと考えられており、長い間日本海に面した山岳地帯で鳥や小動物の狩猟犬として活躍していました。
現在は家庭犬として人気で、人気犬種ランキングの上位に長年ランクインしています。飼い主に従順で忠実なことなどから、海外での人気も高いです。
2位:チワワ、パピヨン、フレンチブルドッグ
チワワ
3犬種が同率2位ですが、まずチワワから紹介していきます。小さな体で軽快に動く様子がやんちゃ感たっぷりのチワワ。体は小さくても活発で好奇心旺盛です。勇敢で負けん気の強い面もあるため、そんなところにやんちゃさを感じる人もいるでしょう。
チワワは、メキシコのチワワ州が原産の世界最小の犬種です。チワワの起源ははっきりとは分かっていませんが、1850年にメキシコからアメリカに渡った後に、現在の姿になったと言われています。小さいサイズが日本の住宅事情にマッチしていることもあって、不動の人気を誇っています。
パピヨン
パピヨンとは、フランス語で『蝶』を意味します。大きな立ち耳が羽ばたいている蝶のように見えることから、この名がついています。華奢な体つきのパピヨンですが、エネルギッシュで体を動かすことが大好き。好奇心旺盛で大胆なところもあり、堂々の同率2位です。
パピヨンは1500年頃、小型のスパニエルを改良して誕生したと言われています。イタリアのボローニャ周辺で盛んに繁殖された後、世界に広がっていきました。
その優美な姿から、フランスの上流階級で大人気となり、マリー・アントワネットにも飼われていたことで有名です。大変賢く友好的なので、初心者や子どものいる家庭でも飼いやすい犬種と言われています。
フレンチブルドッグ
同率2位の最後の犬種は、バッドイヤー(コウモリの耳)と呼ばれるピンと立った耳が特徴のフレンチブルドッグです。基本的に優しく温厚ですが、テリアの血が入っているので活発で明るく、かなりの遊び好き。好奇心旺盛で興奮しやすい傾向もあるため、やんちゃなイメージが拭えません。
フレンチブルドッグの起源は諸説ありますが、1800年代にイギリスからフランスへ持ち込まれたブルドッグが元になったという説が有力です。
ブルドッグを基礎に、パグやテリアを交配して作出されたのがフレンチブルドッグだと言われています。無駄吠えが少なく集合住宅でも飼いやすいですが、甘えん坊で寂しがり屋なため、お留守番が苦手な傾向にあります。
5位:ポメラニアン
『やんちゃそうな犬種』の第5位は、ポメラニアンです。外見は上品で可憐なポメラニアンですが、実は活発で元気いっぱいです。勇敢な面もあり、自分より大きな犬にも立ち向かおうとします。そのようなことから、ポメラニアンにやんちゃなイメージを持つ人は少なくないようです。
ポメラニアンの祖先は北方のソリ犬、サモエドだと考えられています。ドイツに渡り牧羊犬として活躍していた祖先犬が小さく改良された後、イギリスでさらに小型化されて現在のサイズになったと言われています。
ビクトリア女王がポメラニアンの愛好家だったことから、当時のイギリスで大人気犬種となりました。
まとめ
今回は『やんちゃそうな犬種』ランキングTOP5を紹介しました。あなたの愛犬はランクインしていましたか?このランキングを見ると、元気で活発な犬種にやんちゃなイメージがあるようです。
やんちゃな犬は愛犬と一緒に目一杯遊びたい人にピッタリですが、やんちゃしすぎてケガをしないように注意が必要です。特にチワワやパピヨン、ポメラニアンなどの小型犬は骨や関節が弱く、骨折や脱臼をしやすいので十分注意しましょう。
(引用元:わんちゃんホンポランキング)