セカンドチャンスをゲット
聴覚障害を持つ犬
「シェリオ」は耳が聞こえず、目もほとんど見えていません。一般的なわんちゃんのお世話に比べると、さらに気をつけなければならないことや追加の作業が必要になるのは容易に想像できます。
シェリオは1年の間に2つの保護施設に預けられ、12回の一時預かり、そして4回譲り受けられた経験があります。しかし、永遠のお家に巡り合えることはなかったのです。
いわゆる“たらい回し’’のような状態にあったシェリオは深い心の傷を負い、車で移動する際にはまた環境が変わることに強い不安を抱き、車中でずっと鳴くようになりました。
音のない世界、見えない世界の中で生きるシェリオにとっては、ただでさえ不安に違いないのに短い間に環境が変わり続けるのは本当に辛い経験だったと思います。
ついに永遠のお家が決まる
そんなシェリオに朗報が舞い込みます。見放された動物のケアやリハビリの経験が豊富な女性が、シェリオの話を聞き「幸せになって欲しい」との願いから家族に迎え入れることにしたのです。
特別なケアを必要とするシェリオとの生活は困難なこともありますが、女性の懸命な努力のおかげで永遠のお家にだんだんと慣れて快適に過ごせるようになり、女性が新たに連れてくる保護猫のお世話を手伝うようになりました。
ペロペロと舐めて「大丈夫だよ」と慰めているようですね。自分が辛い思いをしてきたので、他の動物の心細さに寄り添えるのでしょう。
自身の幸運のおすそ分けをしているのかもしれませんね。幸せになるおまじないをかけているのかも!
そっとしておいて欲しい子猫ちゃんには、ケージの外からそっと寄り添います。
飼い主さんは、積極的に子猫のお世話をするシェリオをとても誇りに思っています。シェリオも永遠のお家が見つかってとてもハッピー!
この満面の笑みがすべてを語ってくれますね!ポジティブに生きるシェリオの表情から元気がもらえるようです。
まとめ
1年間に何度も環境が変わるという辛い思いをしたシェリオですが、文字通り“永遠のお家”が見つかって本当によかったです。これからも保護猫に寄り添い、幸せになるおまじないをかけ続けてくれることでしょう。安心できる“居場所”を与えて下さった女性に感謝です。
シェリオと子猫の様子はこちらから。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
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