犬が『全く満足していない時』によくする仕草や行動4選!
犬は仕草や行動で気持ちを伝えてくれる生き物です。「嬉しい」「楽しい」「大好き」などはもちろん、時には「不満がありますけど…」なんて気持ちも伝えてくれているもの。
愛犬のワガママではない場合、「満足していない状況」が続いてしまうとストレスになってしまうかもしれません。あなたの愛犬の「満足してないよ…」のサインを確認してみましょう。
1.ため息をつく
愛犬がため息をついている姿を見たことはありませんか?「ふぅ~」と脱力したように息を吐き出す姿はなんとも可愛らしいものですが、不満がある時や満足していない時に見せる仕草でもあります。遊び終わった後に、ふとため息をついた時は「遊び足りな~い」のサインかもしれません。
2.ご飯を食べない
与えられているご飯に対して満足していない犬は頑なにご飯を食べないことがあります。「新しいフードに切り替えて気に入らなかった」「オヤツの味のほうが好みだからオヤツを食べたい」「人が食べるような味の濃いものに慣れてしまった」など理由は様々。
ご飯を食べなくなった時は体調不良が原因のこともありますが、愛犬のワガママで食べないのであれば、30分ほどで一度フードを片付けて数時間後にもう一度与えてみましょう。お腹が空いてきたら食べてくれることが多いです。
3.見つめてくる
愛犬から熱い視線を送られることは、犬を飼ったことがある方であれば誰でも経験がりますよね。愛犬が飼い主さんを見つめるのは、愛情表現や飼い主さんの行動が気になるからという理由もありますが、要求や満足していないという心理もあります。
ご飯を食べた後やオヤツを与えた後などに飼い主さんをジーっと見つめていたら「もっと欲しいな…」と思っているかもしれません。
4.前脚でチョンチョンとしてくる
愛犬が「ねーちょっと…」と言わんばかりに、前脚でチョンチョンと飼い主さんの体にタッチしてくることはありませんか?「アピールしたいことがあります!」という分かりやすくも、とても可愛らしい行動ですよね。
要求がある時や飼い主さんに構ってほしい時にみられる行動ですが、裏を返せば構ってもらえていないという不満に繋がる可能性もあり、満足していない時にみられる行動でもあります。
犬が「満足している時」の行動は?
当然ではありますが、大満足している愛犬の仕草や行動を見られるほうが飼い主さんとしては嬉しいですよね。愛犬が大好きな物や楽しいと思う遊び方などを把握できるきっかけにもなると思うので、満足している時の仕草や行動もご紹介しておきます。
- ため息をつく
- お気に入りの場所でくつろぐ
- ゴロゴロする
- 笑顔になる
満足していない時の仕草と同じく「ため息」は、満足している時にも見られる仕草になります。犬はリラックスしている時や充実感を抱いている時にもため息をつくのです。
見極めのタイミングやポイントは、お散歩から帰った後、お気に入りの自分の寝床へ自ら入り「ふぅー」とため息をつく時や、美味しいオヤツを食べた後にコロンと横になって、寝付く前にフッとため息をついた時などは満足感からのため息。表情も柔らかく体の筋肉も緩んでいることが多くなります。
またお気に入りの場所や寝床でリラックスしているのも満足しているサインのひとつ。
そして、これもよく見られる行動かと思われますが、大好きなご飯やオヤツを食べた後などに、床やソファに頭や背中をこすりつけるようにゴロゴロすることはありませんか?お散歩が楽しかったことやご飯が美味しかったことなどに大満足し、欲求が満たされたことによる行動になります。
また犬は気持ちが表情に出ることもあります。まるで人間の笑顔のように目じりが下がり、口元は力がゆるまり舌を出した状態で口角が上がります。呼吸もゆったりと穏やかな時は満足している表情になります。とても優しい表情をしていることが多いので飼い主さんにも気持ちが伝わってくると思います。
まとめ
犬が満足していない時の行動もなんだか可愛らしいものが多いですが、愛犬のワガママでないのであれば要注意です。
長期間、不満が溜まっているとやはりストレスになってしまいます。満足していない理由を探り、愛犬との関係に問題があるのであればひとつづつ解決していきますしょう。