家族のきずなを再確認
待ちきれない…
女性がカメラの前で涙目です。どうしたの?実はこの女性、1カ月前に米国・カリフォルニア州で発生した大規模な山火事のため、飼い犬2頭と共に自宅から辛うじて避難したのです。
避難生活では2頭と行動を共にすることができずに、やむなくこれまで動物愛護団体に緊急一時保護で預かってもらっていたのです。今日は女性と犬たち、家族の再会の日というわけです。
ついに、彼女の犬たちが連れられてきました!するとこの表情!視線の先には、1頭の犬がリードを持つ職員をひっぱるように出てきました。
抱擁(ほうよう)
うちの子―!!ひしぃっと抱き合う人と犬。ここに言葉はいらない。
2頭いると言ったでしょう?こちらはもう少し大型の子。この後、ヘソ天で甘えた姿を見せてくれました。
犬にとっての1カ月はきっと、人が感じるよりももっともっと長いのかもしれません。それを耐えた彼らは偉い!
支えられて
感極まった女性、抑えた声でしきりにありがとう、ありがとうと言いながら、家族の犬たちを抱きしめ、なでて再会の喜びをかみしめています。
再会の場面の後ろでは、まだ飼い主を待っている犬たちが吠えたり鼻を鳴らしたりしています。動物愛護団体と、団体を支える多くの人たちに支えられて、人と犬は共に緊急事態を乗り越えます。
動画の最後では、この女性が動物愛護団体の職員に腕を広げ、感謝と喜びの抱擁。ここにも、言葉はいりませんでした。
動画を見ることは保護活動支援につながります。
※こちらの記事は動画の制作・配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
動画制作者:Humane Society of the United States
掲載YouTubeチャンネル:The Humane Society of the United States