トイレシーツがボロボロにならない工夫
愛犬がトイレシーツをボロボロにするようになったのは、10歳を過ぎた頃からです。少しずつボケてきたのかなとも思っていましたが、小型犬で10歳は人間に置き換えても60歳前後だから大丈夫と思いこんでいました。
ですがトイレシーツは日を追うごとにボロボロの程度がひどくなる一方でした。そこでトイレシーツを何とかボロボロにさせないようにするにはどうすればいいのかと工夫したエピソードです。
愛犬の行動は変えられない
トイレシーツをボロボロにさせないようにするために、まず考えたのは運動でストレスを解消しようとしました。朝の散歩はしっかりと行って、夜はボール遊びをしたり土日もおやつをあげる遊びをしたりと、コミュニケーションをしっかり取りました。
遊びすぎたせいかクタクタになって、自分からケージに帰るほどでした。ですが、毎朝のトイレシーツがボロボロになるのは変わりませんでした。妻とも相談しこれはストレスじゃない、きっと面白がっているのではないかという結論に達しました。
トイレシーツに新聞紙で細工をしてみる
トイレシーツをボロボロにさせないように、苦手なスプレーや唐辛子をかけてかじらなくさせるなどの方法をネットで見ましたが、そもそもトイレシーツが苦手になったら困ります。違う場所で排泄をされるとそれはそれで朝の掃除がさらに大変になります。
トイレシーツをボロボロにする工程を分析してみると、まずストッパーで止めているトイレシーツを後ろ足で何度もキックする、次にストッパーから外れたトイレシーツをかじる、というものでした。トイレシーツが外れなければ、ボロボロにはできないと気づいたのです。
そこで、登場したのが新聞紙です。ペットシーツのサイズより少し大きめの新聞紙を4枚ほど用意します。ペットシーツの裏面に新聞紙を布テープで貼り付けます。あとはいつも通り、トイレトレーに新聞紙付きトイレシーツをセットします。
ストッパーとシーツの隙間が無くなり、ガシッと強く固定されます。これで後ろ足キックでもトイレシーツがずれず、結果かじられてボロボロになることもなくなりました。新聞紙をトイレシーツに取り付けるという作業は毎日するには面倒なので、週末にまとめて20セットほど作るようにしていました。
怒るのではなく、飼い主が対策を考えることが大切
この新聞紙付きトイレシーツにしても、愛犬は相変わらずトイレシーツをキックしてました。ですが、トイレシーツがボロボロになるという当初の問題・課題は解決できました。愛犬を感情的に怒っても行動は変えられないので、そういう時は飼い主が「できないようにする方法」を考えるということが重要だと感じました。