犬にとってのお散歩とは?
多くの犬はお散歩が大好きですよね!犬にとってお散歩はご飯と同じくらい大好きなもの。そして大好きであり、必要不可欠なものでもあります。犬にとってお散歩はどういうものなのでしょうか?
1.運動
まず第一に犬にとってのお散歩は「運動」になります。人と同じく犬も運動不足になってしまうのは健康に良くありません。ご自宅でも体を動かす「運動」はできますが、お散歩ではしっかりとたくさん歩き、時には走り回るなどして筋肉を鍛えることもできます。
しっかり運動することにより肥満解消にも繋がるので、肥満特有の病気でもある関節痛や糖尿病の予防にもなります。お散歩をすることは犬の身体への健康維持にも繋がっているのです。
2.ストレスの解消
犬が屋外をしっかりと歩き、お散歩することはストレスの解消にも繋がります。今現在、ほとんどの犬が室内飼いされているかと思います。お散歩に出かける以外の時間はお家の中で過ごすことが多いですよね。
ご自宅も安心して過ごすことが出来る環境ではあると思いますが、ほとんど同じ環境で過ごすのはやはり少々ストレスになるもの。お散歩で屋外に出ることで、ストレスの解消や気分のリフレッシュに繋がっているようです。
3.飼い主さんとのコミュニケーション
飼い主さんと一緒に楽しく出掛けるお散歩は、愛犬にとっても嬉しいコミュニケーションのひとつになっているはず。一年を通して季節を感じ、風や音、ニオイなどを飼い主さんと一緒に体感しています。
犬との散歩は飼い主さんがリードするべきですが、愛犬に話しかけることなく、スマホを見ながらのお散歩ではコミュニケーショはとれません。愛犬と一緒に楽しくお散歩するように意識すると、信頼関係も築きやすくなります。
4.屋外の刺激にふれる
犬は本来、野生動物であり好奇心旺盛な生き物。外で生活していた生き物なので、もともと屋外が好きです。
そして屋外には自宅では感じることのできない多くの刺激があります。屋外の音や空気、風はもちろん、様々なニオイを感じその刺激に触れて好奇心を満たしているのです。
犬が『楽しい!』と感じる散歩のコツ3選
飼い主さんのお仕事が忙しいと、毎日の愛犬とのお散歩もついついマンネリしてしまいがち。ちょっとしたコツで愛犬に『楽しい!』と感じてもらうことが出来るので、ぜひ実践してみて下さい!
1.お散歩コースを変える
毎日でなくて構わないので、時間に余裕のある時はお散歩コースを変えてみましょう。家から出て毎日同じお散歩コースでは目に見える景色も、出会う犬や人もほとんど変わり映えがないはず。
違うコースをお散歩するだけで、新しい出会いや景色、またニオイなどを感じ取ってくれるので刺激を受け楽しんでくれるはずです。お仕事のある忙しい日でも、いつものお散歩コースを逆回りするだけでも、新鮮さを感じてくれるはずなので試してみて下さい。
2.遊びを取り入れてお散歩する
こちらも、やはり時間に余裕のある時にはなりますが、お散歩中に遊びを取り入れるのもおすすめです。人があまりいない公園に立ち寄り、ロングリードを使用したうえでオモチャを使い持って来い遊びなどをすると、とても喜んでくれるはずです。
持って来い遊びは歩くだけのお散歩とは違い、走り回ることが出来るのでしっかりとした運動にも繋がります。その際、オヤツを使って「おすわり」や「マテ」のトレーニングをしても楽しんでくれはずです。
3.時間帯を変える
季節によっては難しいのですが、お散歩の時間帯を決めてしまわないのも愛犬にお散歩を「楽しい!」と感じてもらうコツのひとつです。
毎日同じ時間帯にお散歩に行っていると、天候などの都合で、どうしてもその時間帯にお散歩に行けない日にはストレスを感じてしまうからです。愛犬に「今日のお散歩はいつかな!?」とワクワクしてもらうようにしましょう。ただし、真夏の暑い時期、真冬の寒い時期は気温を優先してください。
まとめ
犬は飼い主さんと一緒にお散歩に行くことが大好きな生き物です。健康にも良く飼い主さんとの絆も深まるものなので、愛犬にいつも「楽しい!」と感じてもらえるよう工夫したお散歩をしてあげましょう。