生きている犬が、ゴミとして…
発見と保護
中国のとある町。ゴミ置き場に横たわるこの犬は、足を骨折し、さらにどうやらウィルス性の感染症ジステンパーをわずらった状態で、ゴミとしてここに捨てられたようです。
生きて…ます、荒い呼吸をしています。時折、足がけいれんし、音声には入りませんが、小さく鼻を鳴らしているようです。
動物愛護団体 The Humane Society International の関連団体が発見して、取り合えず見つけた段ボール箱に犬を入れて病院に運びました。箱はちょっと小さいですが、はみ出しながらも何とか収まっている感じです。
落とさないように手早く慎重に運びます。
ケア
「リトル・ホース」と名づけた犬は、診察台で完全にぐったりしています。生きのびることができるかどうか、微妙でした。
獣医が慎重にケガの治療を行い、薬をのませ、手厚い看護が続きました。
「リトル・ホース」はその結果…
遠吠え~!救急車のサイレンでも聞いたのでしょうか?レスキューされた「リトル・ホース」は高く澄んだきれいな声を披露できるまでに回復しました!音声をオンにして、聞いてみて!
懸命に保護に取り組む人びと
猫とも仲良しなリトル・ホースの保護と回復までの道のりは、保護団体の人たちの懸命な努力と、それを応援する支援者によって支えられます。
病気とケガはまだ回復途中ですが、ゴミとして捨てられ、消えかけた命に再び火が灯りました。ありがとう。
動画を見ることは保護活動支援につながります。
※こちらの記事は動画の制作・配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
動画制作者:Humane Society International
掲載YouTubeチャンネル:The Humane Society of the United States