️犬がたそがれているのはこんなとき
遠い目をして静かに佇む犬の横顔・後ろ姿は、たそがれているという表現がぴったり当てはまります。
イメージしにくい方は、次のような日常のシチュエーションを想像してみてください。
- 窓の外を眺める
- 宙を見つめる
- 散歩中に立ち止まる
- 目を細めてボーッとする
物言いたげな「たそがれ犬」は、家の中、外出先どちらの場所でも見かける機会があります。捉え方によっては、どことなく不安そうで、憂鬱な表情を浮かべているような…。犬なりに何か思うところがあるのでしょうか。
️たそがれモードの犬が考えていること
1.「眠たくなっちゃった…」
どんなにパワフルな犬であっても、ときには周囲を気にせず、休息する時間が必要です。
これから暑くなると疲労が溜まりやすくなるため、犬の体調を優先して、そっと休ませてあげましょう。
2.「外に行きたいなぁ…」
車の音や木々の揺れる音、外から聞こえるあらゆる音は、犬の注意を引きつけます。音の変化に耳を傾けながら、「散歩はまだかな?」「早くおでかけしたいな」と、飼い主と外出できる時間を待ち遠しく思っています。
3.「少し落ち着かなきゃ!」
嫌な出来事に遭遇したり、好きなものを我慢しているときは、現実逃避をするかのように、フリーズして遠くを見つめます。
敢えて対象物から視線を外し、自分を落ち着かせ、クールダウンさせようとする気持ちの表れです。
️ストレスサインに要注意!
犬は賢く繊細な動物なので、継続的にストレスがかかると精神疾患を発症する場合があります。
心のバランスが崩れると、過剰な抜け毛、ボーッとする時間が増える、飼い主の呼びかけに反応しなくなるなど、ストレスサインがあらわれます。
元々孤独が苦手な犬ですが、分離不安や常同障害によって、寂しがり度が増してしまうのは、決して珍しいことではありません。
飼い主の皆さんは、ストレスサインを見逃さないよう、愛犬の体調変化を気にかけてあげてください。
️まとめ
物思いにふける「たそがれ犬」の姿は、可愛さと切なさが絶妙に入り混じっていて、大人びた犬の成長を感じさせてくれます。
犬は何事にも全力で一生懸命!もしかすると、寂しさが募ってたそがれていることもあるので、いつでも犬の心情に気付けるようになると良いですね。
犬の隣に座りって一緒に遠くを眺めてみたら、視線の先に映るものが自然と見えてくるかもしれません。