回復力を信じて
床ずれをかかえてはっていた犬
ケージの扉を開けると、嬉しそうににじり寄ってくる犬。でも動きがとてもぎこちない。
職員の補助で立ち上がりましたが、この子、後足が使えていません。「ベア」と名づけられたこの子は腰が弱くて、自力で立てないのです。
ベアは米国・テキサス州で見つかった大きな犬の(繁殖?)施設でネグレクトの状態にあるところをレスキューされ、救助された他の犬たちと共にはるばるメリーランド州の仮設収容所に移送されました。
1歳と推定されるベアは、コンクリートがむき出しの部屋に何の介助もなく放置され、足に「床ずれ」ができた状態ではい回っていたそうです。早くにリハビリをすればもしかしたら上手に歩けるようになっていたかもしれないのに。
この仮設収容所で、腰を持ち上げてもらって歩くベア。こうして歩くことは全身の血行も促進するし、気分もよくなるでしょう!
仮設収容所からさらにフロリダ州の一時預かり家庭に移ったベア。部屋の中でも歩行訓練を続けます。
介助なしに、ふらつきながらもゆっくりと自分の力で前進していますよ!
リハビリ効果
動画が進むにつれて、ベアの歩行は少しずつ力強さを増していきます。1人遊びの様子、そして屋外での様子!
目を見張る進歩です。最後は訓練に疲れた?眠り込むベア。
まだまだ、のびしろがありそうですよ。犬はやっぱり、全身を使って遊ぶのが一番ですね!がんばれベア!
動画を見ることは保護活動支援につながります。
※こちらの記事は動画の制作・配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
動画制作者:Humane Society of the United States
掲載YouTubeチャンネル:The Humane Society of the United States