放置犬をフェンスから救出!人の温かさを知ったハスキー子犬達を紹介

放置犬をフェンスから救出!人の温かさを知ったハスキー子犬達を紹介

米国・ニューメキシコ州の郊外にポツンと設置された施設に、シベリアンハスキーを中心に多くの犬が半分放置状態になっていました。その中から救出された1匹の子犬の様子です。

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犬をフェンスに閉じ込め放置された施設

警察と愛護団体が協働

怖い顔選手権・子犬部門で上位入賞しそうなこの子、「スヴェン」。温かい人の手の中で眠そうに半眼です。

この子がどんな場所から救出されたのか見てみましょう。米国・ニューメキシコ州の大規模な施設で多くの犬たちがネグレクトの状態に陥っているのが発見されたそうです。警察が介入した事案に動物愛護団体The Humane Society of the United States (ザ・ヒューメイン・ソサイエティ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ)が協力しました。

季節は冬。閑散とした土地にフェンスをめぐらせた場所に犬たちが見えます。犬のブリーダーなんでしょうか?

フェンスの中に入ると、色々な場所に犬があふれています。突然訪れた大勢の人に、犬たちは驚いて縮こまっています。見たところ、ひどいネグレクトのサインのひとつ、糞尿まみれではない様子。

しかしやはり、水のボウルがカラでした。食べ物が1日中盛り付けてあるのは犬の肥満を招きやすいためよくありませんが、きれいな飲み水は常にたっぷりなければいけません。

そしてこれが救出時のスヴェン。

腕の中で大人しくしていますが、少し戸惑っている様子です。

一時預かり家庭

スヴェンはきょうだいたちと一時預かり家庭に引き取られました。カメラの人に向かって元気にかけ寄ってきます!お墨付きのこわかわいい顔で!笑

あの施設ではきっと、人との交流もほとんどなかったのでしょう。

愛情も関心も薄い人が時々エサやりに入ってきて、子犬たちがじゃれついても知らん顔でさっさと出て行ってしまう…そんな光景が想像できます。

今、スヴェンときょうだいたちは、人の体温を感じることができます!

初めてのお風呂も経験。

社会化

抱っこ、お風呂、遊び…そしたひとつひとつの経験が、今後、飼い犬として人間たちと暮らしていく訓練になります。

スヴェンときょうだいたち、そして施設から救出された犬たちみんなそれぞれに里親さんと出会いを果たしてね。

動画を見ることは保護活動支援につながります。

※こちらの記事は動画の制作・配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
 動画制作者:The Humane Society of the United States
 掲載YouTubeチャンネル:The Humane Society of the United States

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